概要
裏宇宙皇帝バックコスモス・サミット16世(以下さっちゃん)の側近にして、事実上の裏宇宙No.2の座にある男。本名は世主黄桜(せいしゅきざくら)。
わがままで乱暴で極度の完璧主義者である独裁者のさっちゃんが唯一心を開いた存在であり、毎度の如くさっちゃんにはパシられているが、その忠誠心が揺らぐことは絶対にない。
他の裏宇宙人同様に鉄兜を被っているが、恐らく自爆装置はついていない。鉄兜のため鼻から上は最後まで書かれておらず、女の子のようなでかいリボンでおさげ髪を纏めている。
(唯一彼の素顔を一瞬だけ見た勝利マンからは「良い面構えだ」と称賛されている。)
左腕には救世手と対になるホワイトホール白手が存在し、裏宇宙と表宇宙を繋ぐことができる。
幼い頃に捨てられていた所をさっちゃんに拾われ、横暴を絵にかいたような彼から生涯で唯一食事を分け与えられた。出自故に寂しがり屋でもあり、さっちゃんが三本柱マンJrとの決闘で致命傷を負いヒーローたちを巻き込んだ自死を敢行しようとした際には、自らブラックホールを開けてヒーローを逃がすも、自身はさっちゃんへの恩義から「私までそっちに行ったら、さっちゃん様は本当に独りぼっちになってしまう」と、さっちゃんと運命を共にした。
その最後には勝利マンも敬服し、「俺でさえ酔っちまうよ」とまで称された。