艦これでの関係
龍鳳と時雨はゲーム内での言及はお互いないものの、龍鳳改が身に着けている二本結びのネクタイが二人の関係性の有無を密かに示唆している。※このネクタイは時雨が身に着けているものと同じ形であり、龍鳳の段階ではネクタイは一本である。
見た目が似ているのは意図してのものかは不明。
因みに史実において龍鳳は時雨の最期を看取ってはいない。詳しくは後述。
史実
時雨は太平洋戦争において何度か龍鳳の護衛艦を務めている。大きなものではマリアナ沖海戦、そしてヒ87船団での輸送任務である。
前者のマリアナ沖海戦では、機動部隊主隊が米潜水艦の雷撃により空母大鳳、翔鶴を喪失。後日、残存部隊が同一海面に集合し、混乱をきたしたところを米軍機動部隊艦載機の空襲を受ける。この時、龍鳳には第27駆逐隊時雨が随伴しており、時雨は龍鳳を目標として接近する雷撃機の一群を発見、対空砲火で龍鳳を守った。時雨は戦闘詳報の中で「敵急降下爆撃機ばかりに気を取られて、雷撃機への警戒が足りない」と提言している。このマリアナ沖海戦は龍鳳が機動部隊として参加した、最初で最後の戦いとなった。
マリアナ沖海戦後、龍鳳は艦載機不足から輸送船として用いられるようになる。龍鳳はタンカー9隻、駆逐艦4隻(浜風、磯風、時雨、旗風)、海防艦4隻とヒ87船団を編成、門司港から台湾へ向かった。このとき龍鳳は桜花を58機積んでいた。※時雨は当初は編成に入っていなかったが、時雨が護衛していた雲龍が撃沈され、時雨は佐世保に戻っていた為、参加が決定した。
その後、船団の台湾到着をもって、浜風、磯風、時雨は龍鳳護衛任務を解かれ、龍鳳と分離する。その後時雨は引き続き船団護衛を続けたが、米潜水艦のブラックフィンによって撃沈された。
龍鳳は磯風と共に本土へ還っており、呉軍港空襲に合いながらも、防空砲台となった状態で終戦まで生き延びた。
余談
pixivにおいては同一の意味のタグとして時龍鳳というタグも存在する。また龍鳳に改装される前の大鯨と時雨のカップリングタグの大時雨もある。