12cm砲
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じゅうにせんちほう
大日本帝国海軍が第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて使用した主砲。
正式名称を「45口径三年式12cm砲」と呼ぶ。
原型は、四一式四吋七砲として採用されていたイギリスのQF 4.7インチ砲 MkIVで、1914年にそれをもとに開発された。江風型駆逐艦、樅型駆逐艦、峯風型駆逐艦、若竹型駆逐艦、2代目神風型(駆逐艦)、睦月型駆逐艦に主砲として搭載された。当初は四十五口径三年式四吋七砲とされたが、1917年にメートル法に準拠する十二糎砲(12cm砲)に変更された。1922年には改良型の四五口径十一年式十二糎砲が開発された。砲弾は人力で装填され、20.3kgの榴弾、照明弾に加えて1943年からは対潜弾が開発された。
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