ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

40口径12.7cm高角砲を開発した日本海軍は次期高角砲として長砲身砲を計画し、1933年から試作砲によるデータ収集をはじめた。1935年より本砲の設計を始め、1938年正式採用された。正式名称は、「六五口径九八式一〇糎高角砲」。本砲は秋月型駆逐艦の主砲として有名である。しかしその高性能ゆえの生産性の低さから、その他には空母大鳳と軽巡大淀に搭載されただけに終わった。


本砲の最大の特徴は65口径という長砲身を採用したことである。これにより40口径12.7cm高角砲に対して最大射程、最大射高ともおよそ1.4倍となっている。その反面、砲の命数は短く40口径12.7cm高角砲の1,000発に対して本砲は350発とおよそ1/3となっている。このため艦内工作でも砲身内筒を簡単に交換出来るようになっていた。しかしながら実際に交換の機会があったかどうかなどの詳細は不明。また砲塔の機構が複雑になり量産には適さなかったとも言われている。



タイプ別編集

連装砲架編集

A型編集

大鳳搭載。盾付き(?)。

A型改1編集

巡洋艦用。波よけ盾付き。大淀搭載。

A型改2編集

航空母艦用。煤煙よけ盾付き。大鳳搭載(?)。

A型改3編集

戦艦用。爆風よけ盾付き。戦艦信濃搭載予定。

連装砲架編集

秋月型駆逐艦搭載。



関連タグ編集

主砲

関連記事

親記事

艦砲 かんほう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4599

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました