概要
2024年7月7日に投開票が行われた東京都知事選挙。
過去最大となる56人が立候補した。
あまりの多さから48人分のポスターしか掲載できず、残りは諦めるか看板の外に各自で吊り下げるようにとの指示が出された。
これには公正な選挙にならないのではないかとの批判も出たが、主要とされた候補者が全て貼り終わっていてぶっちゃけ大勢に影響の無いインディーズ候補しか残っていなかったということで強行された。
政見放送も10時間単位になり、尺が取れないので分割になるなどしていた。
その内容も、ほぼ全裸の女性を掲載する候補者(本人は男性)が現れたり、NHKから国民を守る党が組織的にやはり無関係かつ既に故人の三浦春馬氏の肖像を無断使用する・ポスターの掲示枠を転売するといった行為を始めるなど、物議を醸した。
こうした有様から、時の内閣官房長官であった林芳正らが公職選挙法の改正を検討するとのコメントを寄せる事態にもなった。
東京都知事選挙が国政に影響する事は珍しくないものの、流石にこのような形は前代未聞である。
立候補者(届け出順)
他ピクシブ百科事典記事未作成の48名
結果
前述のとおり物議を醸した2024年東京都知事選挙は、小池百合子の続投で幕を閉じた。投票率は60.62%であり、前回より約5ポイント上昇した。
2位以下も含めた主要候補の順位と得票数は以下の通り。
順位 | 候補者名 | 得票数 |
---|---|---|
1位 | 小池百合子 | 2,918千票 |
2位 | 石丸伸二 | 1,658千票 |
3位 | 蓮舫 | 1,283千票 |
4位 | 田母神俊雄 | 267千票 |
7位 | ひまそらあかね(暇空茜) | 110千票 |
9位 | 桜井誠 | 83千票 |
11位 | ドクター中松 | 23千票 |
14位 | 後藤輝樹 | 5千票 |
※得票数について、端数は切り捨て。