これより、ピクシブさんの政見放送の概要をお送りします。
公職選挙法に基いてラジオ・テレビのメディアを用いた選挙活動として認められている番組である。
扱いとしてはニュース・報道の部類に入る。その為、この放送の際は公職選挙法に基づいて放送している事をきちんとアナウンスしている。
原則として「候補者の政見は一言一句全て編集無しで放送しなければいけない」決まりがある。それを利用してインパクト重視の政見放送を行ってしまう候補者も居るため、肝心の政見は無視されて面白映像としてネットで話題になってしまう事も少なくない。
ただし、余程品位が損なわれる酷い発言(卑猥・差別的な言葉や他の候補者の攻撃等)があるとカットされる事もある。
候補者の所属政党・氏名・簡単なプロフィールをアナウンサーが読み上げてから候補者の政見が始まり、政見が終了すると再び候補者の氏名と所属政党を読み上げて終わる流れになっている。
国政選挙では、候補者のほとんどが、各政党が制作した動画を放送局に提出する形を取っている。
他にも政党の代表者と所属議員による擬似的な質疑応答を行う二人組で行うケースもある。
また、聴覚障害者の為に手話奏者によって傍らで手話で政見内容を解説される事もある。
政見放送で有名な候補者
基本的に、(政治的には)無名・新人・無所属(or弱小政党)等のインディーズ候補(いわゆる泡沫候補)による売名行為が多いが、中には当選する者もいる。
- 赤尾敏、東郷健、ドクター中松…政見放送に度々登場。
- 内田裕也…前代未聞、英語で政見放送を行った日本人。
- 麻原彰晃…選挙運動は派手だった麻原だが政見放送は至って地味。
- 三井理峯…なんじゃいな。
- 又吉イエス…腹を切って死ぬべきである!で有名。
- 外山恒一…今どき政治犯として投獄され、現在に至るも、反体制知識人。
- マック赤坂…長年の政見放送の結果でついに当選した。
- 後藤輝樹…下ネタ政見をやった事で注目された。
- さとうふみや…本人が登場せずに直筆イラスト+声優で行った。
- NHKから国民を守る党…登場した候補者たちの個性が揃いに揃って強すぎた。
関連項目
青島幸男…テレビでの政見放送の発案者