暇空茜「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」
なる「助手のなる子です」
noteやTwitterを中心に活動しており、YouTubeチャンネルを開設している。YouTubeに投稿する動画の作成は相方の「なる(参照)」に任せている様である。
アバターは探偵姿をしている。音声はボイスチェンジャーで変成したものと説明している。
イラストは「こふじ(参照)」氏によるもので、あくまでオリジナルキャラだと主張している(参照)。
なお、こふじ氏によるとイラストの権利は暇空側にあるという(参照)。
元々は「認知プロファイリング探偵空白」と名乗りいらすとやによる男性探偵の画像とSoftalk(ゆっくりボイス)の音声を用いていたが、YouTubeでのゆっくりボイス収益停止への対策で唐突に女体化した(参照)。
別名義は「空白」「Apos」「Touya」「暇なアーニャ」「暇な空白」など。
本項ではアバターを「暇空茜」、本人を「暇空」の呼称で統一することとする。
Colaboとの対立
元々は『HUNTER×HUNTER』などを主な題材としていたが、ツイッタラー「シュナムル(引退済・参照)」との対立を契機にフェミニストやその関係者を取り上げるようになる。
そして『宇崎ちゃんは遊びたい!』や『温泉むすめ』の炎上騒動を契機に、本格的に対立するようになった。
まず、炎上の発端となった「ツイフェミ」勢力の調査を行い、その結果を動画として投稿した。
この流れの中で、上述の2件の炎上のきっかけとされるツイートを行った仁藤夢乃と彼女が代表をつとめる「一般社団法人Colabo」の費用の不自然な計上、公金や生活保護の不正受給に着目、「納税者の権利」であるとして追求を開始する。
それに対してColabo及び仁藤夢乃は『ネット上の攻撃(結成した弁護団による意訳)』を理由に弁護団(→通称:セブンナイツ)を結成、11月29日に暇空への訴訟を提起することとなった。
2024年2月16日に、Colaboへの名誉毀損の容疑で警視庁新宿署により書類送検される。
なお、この暇空茜に対する書類送検において、警察側は「相当処分」(事件性は認められるが有罪に出来る確証は無いので、起訴するかは検察の判断に任せる)の意見を付けた。
提訴記者会見
後日に文字起こしも公開されている(参照)。
暇空は記者会見を受けて「徹底抗戦」を表明。
刑事、民事を含めてあらゆる法的措置を視野に入れており、引き続き動画投稿やブログでColaboとその関連団体(若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす)を追求するとした(参照①②)。
同時に訴訟費用の支援寄付も呼びかけており、2023年11月時点で約1億円もの金額を集めている(参照)。「最高裁まで戦い抜く」としており、自身の弁護団には全額使い切るように要請している。
こうした強硬な態度の背景には、過去の法廷闘争の経験(「水原清晃」参照)もさることながら、「(フェミニスト相手には)話し合いなど通用しない」という信念がある。とあるインタビューではウクライナ侵攻に準えながらネット全体の戦争であるとまで主張していた(参照)。
経過
- 12月29日に暇空が出した住民監査請求が認められ、2023年1月4日に東京都監査委員はColaboに「不適切な経費計上があった(妥当性が疑われる点も含む)」とする監査結果を公表。福祉保健局に対し、実際に事業に必要な経費を調査と特定をし、過払いがあった場合は同法人に返還請求するよう勧告した。過去に行われた東京都の住民監査請求は、ほとんどが「監査実施せず(却下)」或いは「理由なし(棄却)」としてここ4年程一切請求が通っておらず、「理由有り(認容)」になることそのものが異例の事態であることから、請求には妥当性が認められたと解釈できる。
- 一方で、暇空の主張の大半については住民監査請求に記載された表3を理由に「妥当でない」として退けられた(参照①②)。そのため暇空はこの結果に不服として住民訴訟を提起し、監査委員の判断に対して「論理矛盾だ。一貫性を持たせるべきだ」と疑問を呈するコメントを発した(参照)。
- ちなみに住民監査請求の全文はこちらを参照。
- 東京都は2023年3月3日に再調査結果を公表し、一部の事業費192万円は経費として認めなかった一方、その他の事業費2713万円は経費として認めた。経費が委託費の上限2600万円を上回っていたため、都に返還される委託費はゼロという結果になった。
- 暇空はこの結果に不服としている
- 前後して2023年1月、一連の動きで自身の名誉を傷つけられたとして、暇空は神原元、太田啓子、伊藤和子3弁護士をはじめ、「Colaboと仁藤夢乃さんを支える会」の代表者とされる北原みのり、そして望月衣塑子(東京新聞記者)、菅野完、桜井平(共同通信名古屋支部デスク)、堀口英利、さらに一般人男性3名に対して訴訟を提起している。また2024年からは谷家幸子(武蔵野市議会議員選挙候補)、羽鳥だいすけ(日本共産党中野区議選)、勝部元気(フェミニスト)も新たに提訴した。
顛末
一連の流れを受けてかどうかは定かではないが、東京都の若年被害女性等支援事業は、令和5年度(2023年4月)より「委託契約」から「補助制度」に変更されることとなった(参照)。
これにより支出監理が厳格化され、補助金の申請に際しては誓約書の提出が必須になるという。
誓約書の内容については以下の通り(原本リンク先)。
- 1 交付要件を全て満たしていることを確認しました。また、申請書及び提出書類の内容に虚偽や不正はありません。
- 2 実施要綱及び補助要綱の記載内容を理解し、その内容を遵守します。
- 3 東京都暴力団排除条例第2条第2号に規定する暴力団、同条第3号に規定する暴力団員又は同条第4号に規定する暴力団関係者等が、法人の活動に参画していません。
- 4 宗教活動又は政治活動を主たる目的とした団体ではありません。また、本補助事業の実施に当たり、宗教活動や政治活動は行いません。
- 5 申請した経費について、他の補助事業等を申請・受給している経費は含んでいません。
- 6 補助要綱別記補助条件13に基づき都が実施する検査に応じることに同意します。
- 7 都が行う調査研究等に協力することに同意します。
- 8 事業の履行確認に必要な個人情報を提供することに同意します。
あくまで一般論としての告知であり、Colaboからの申請を受け付けないという話ではなかったはずなのだが、仁藤代表は「安心した支援につながらない」という理由で申請を断念したと発表(参照)。追求の中核であった公金の支出を自ら止めるという判断をした。
前後するが、Colaboは「バスカフェ」という、その名の通りバスを用いて食料や支援物資を配給するイベントを度々開催していた。ここにYouTuber「煉獄コロアキ」らが凸行為を行うようになり、場外乱闘に発展。2023年3月には東京地裁からYouTuber側に半径600メートル以内への接近禁止が言い渡されている。
一方Colabo側も東京都から「安全を確保できない」「ビルを借りるなどの代替策は無いのか」などと活動の見直しを促された。
なお、時折この件についても暇空との対立の一環として語られている場合があるが、暇空はYouTuber側に同情の意を示したのみで直接関与してはいない。
この後東京都は令和五年度の若年被害女性等支援事業対象公開すると予告したため暇空は開示請求を行ったが不開示と回答。そこで弁護団からの提案を受け東京都に対して国家賠償請求を行い、2024年3月26日に東京地裁で勝訴(11000円+不開示取消命令)している。
Colaboとの対立が本格化する直前には、『戦国ランス』のMOD(作者の名誉のために断っておくと、公式の許可を得たもので単なる改造ではない)を「解釈違いである」という理由で批判し、結果的に公開を取り下げさせるという争いを起こしている。
表現の自由を標榜する立場としていかがなものかという声もあったが、界隈では「表現の自由には批判する自由も当然に含まれるし、取り下げの判断をしたのは作者自身である」として問題視しない立場が大勢を占め、実際その後の支持拡大にもほとんど支障しなかった。
暇空はColabo単独の犯行とは見ておらず、広範囲の人間が関わる体系化された汚職であると妄想している。「ロッキード事件」に匹敵する規模なのではと見立てたこともある。しかし結局Colaboから都に返金されることすらなかった。
暇空はこの体系を「公金チューチュースキーム」、関わった人間を「ナニカグループ」と表現しているが、それらが指し示す範囲は時々で一定しない。させる気も無いようで、定義論争のような話には不快感を示す傾向がある。暇空によればジャニーズを潰したのも安倍元首相を殺害したのもナニカグループであるらしい。
Colaboとの対立は国会にまで飛び火し、日本維新の会の音喜多駿、浅田均、NHK党の浜田聡、東谷義和らが公金管理のあり方などを追求している。
政府参考人として招致された厚生労働省の役人には同調する者もいた(参照)一方、加藤大臣や岸田総理からは「監査の結果に従う」といった一般論しか引き出せなかった。
特に岸田総理は、同時期に女性や子供の福祉について小池都知事と対談していたこと、親族のスキャンダルに見舞われていたことから、一部の暇空支持者はグルなのではないかと妄想をしている。
本筋であるいわゆるColabo問題ではないが、のりこえねっとに著作権に関する裁判で敗訴した。
第三者が追求することは自由としているが追求に際して誹謗中傷になりかねないことはやめるよう釘を刺している。それを守れず切り捨てられたのが避難所こと片倉真二である。
関連タグ
献血ボイコット:『宇崎ちゃんは遊びたい!』の炎上から派生して起きた騒動。仁藤夢乃の手によるものではなかったが、ネット世論、特にオタクや男性の多くが暇空側に付く契機になった。なお暇空本人もそれを引き起こしたTwitterユーザーを分析する記事を投稿している。
Qアノン:これに準えて支持者を「暇アノン」と呼ぶ向きがある。
尊師:こう呼ばれることもあるが、過去の事例からやはり煽りではないかと否定的である。
ネトゲ戦記:著書。
以下は全て人名。Colaboとの対立以前からネットで話題だった人物を太字で示す。
- 宇佐美典也
- 足立康史
- おぎの稔
- 川松真一朗
- 自由民主党所属の東京都議会議員。追求に消極的な都関係者が多い中で、積極的に小池都知事などを問い詰めている。政治的圧力もあり関係は解消。
- 浅野文直
- 自由民主党所属の川崎市議会議員。自治体の垣根を越えてColaboを調査しており、公開質問状を送付している。
- スルメ・デ・ラ・ロチャ
- pixivにも投稿している白ハゲ漫画家。元々フェミニストを揶揄する内容が多く、今回も順当に暇空側に付いた。しかし、山下に応援漫画を寄せていたことから関係が拗れ、最終的に絶縁に至っている。と思ったがColaboの降伏条件を突っぱね暇空とエコーニュースにリーク(スルメ文書)し関係修復の兆しを見せる。
- 音無ほむら(江藤貴紀)
- エコーニュース編集長。大検から東大文I(法学部)、同法科大学院卒。リアル凸を食らったこともある。暇空とは宇佐美と同じスタンスで関わっているが、彼とは別にColaboへ提訴もしている。
- 栗原正尚
- プロの漫画家。連載中の『怨み屋本舗 DIABLO』にて本件を題材にしたエピソードを描いた(もちろんColaboモチーフの組織が悪役)。当然炎上する運びとなったが、元より確信犯的行為なので全く意に介していない。
- ちなみに本人はこのように分析している(参照)。
- 円一輝
- 赤木レイア
- 物申す系YouTuber。暇空に同調してColabo→の動画を投稿していた。今は堀口英利がメイン。暇空曰く「商魂の怪物」。本人もネタにしている。
対立(ブロック罪対象含む)
- 青識亜論
- 堀口英利
- 学生(当人の意思を尊重した上での表現)。 学習院大学中退および同大学告発サイト管理者(表向きは別人が管理しているとのこと)。キングス・カレッジ・ロンドン社会科学・公共政策学部戦争学科戦争学専攻(12/5にKCLがXでポストした集合写真に堀口の姿はない。)。
- KCLの学生であれば裁判なんてする暇がないなどの理由からKCLへの在学を疑われているためHEDD((Higher Education Degree Datacheck:高等教育学位データチェック)の提出を求められているが提出を頑なに拒んでいる。
- 軍事界隈との対立の場に居合わせ、自ら軍事界隈側に立ってレスバトルに参戦した。暇空側の反撃も苛烈を極め、一線を超えた嫌がらせを数多く受けた結果、一時は自殺すら考えたそうである。これに対して法的措置を取ることを表明し費用の寄付も募っていたが2024年2月に取り下げた。なお学習院告発サイト裁判で暇空が原告を支援していることを表明しているため彼から逃れることはできない。
- 木村花の件でプロバイダ責任法が改訂され開示請求の簡略化が行われたが、これいいことにyoutube、note、Xで規模の大小を問わず開示請求をかけまくっているとされ裁判所が対応できない状態に追い込まれているという。
- あまりの無様っぷりから「王」と呼ばれたり、赤木レイア他時事系YouTuberのおもちゃとして「堀口英利スペシャル」という日々の一挙手一投足を解説する動画が多々出ている。
- 好き嫌い.comにおいて堀口は嫌いランキング総合1位になったことがある。1位を取った直後から好きを連投するスクリプト工作が行われ早々に陥落した。現在そのスクリプトは対策済みで、スクリプトの開発者も「あんな使われ方をするなんて思わなかった」としてバージョンアップ版の公開を取りやめている。
- 学生(当人の意思を尊重した上での表現)。 学習院大学中退および同大学告発サイト管理者(表向きは別人が管理しているとのこと)。キングス・カレッジ・ロンドン社会科学・公共政策学部戦争学科戦争学専攻(12/5にKCLがXでポストした集合写真に堀口の姿はない。)。
- 山下ギルド
- 東野篤子
- JSF
- 太田啓子
- Colabo弁護団の1人。XでColaboと仁藤夢乃さんを支える会のアカウントのPost「暇空をぶっ◯したほうが早い」をRePostしたことが準備書面から判明。
- 村木厚子
- 公明党
- 創価学会を母体とする国政政党。
- 片倉真二(避難所)
- 2000年代に「グリーングリーン」等の原画を担当していた元エロゲ原画家、元漫画家。現在は介護福祉士。身分を隠して「避難所(参照)」というネカマの名で暇空に同調していた。身バレによる炎上、別件で訴訟を抱えてること、Colaboの追求でリーガルラインを考えない暴言がひどかったので切り捨てられた。
- その後はいわゆる反転アンチのような状態になり、「暇空が得た寄付金にも不正がある」などと主張しているが、「避難所」としての主張も撤回していないため賛同者は少ない。
- Colaboに全面降伏の条件として小川たまか(となぜかColabo弁護団セブンナイツも同席)のインタビュー(という名の圧力)を受けることを了承し公開したのが暇アノン懺悔録である。ネカマとして振る舞ったことを否定するが過去のPostは残っているので無様な醜態を見せている。Colaboから提示された降伏条件文がネットに流れると…
その他
- KAZUYA
- 「KAZUYA_CHANNEL」を運営する古参の政治系動画投稿者。オタク文化にも精通することから早い段階でColaboを取り上げ、拡散に一役買った。
- ちなみに彼はQアノン・米国大統領選挙騒動に際しても同様の行動を取っており、当時からのリスナーの間では元々深追いをする気は無いのではという予測も出ていた。
- 山本一郎
- 滝沢ガレソ
- 暴露系ツイッタラー。方向性はやや異なるものの、炎上案件も好んで取り上げる。
- 五ノ井里奈
- 元自衛官。退職理由が悪質な強制わいせつであったとして、実名・顔出しで訴えを起こしている。暇空氏は完全な被害者である彼女に対して根拠のない誹謗中傷を行った。
- 岡本カウアン
- 元ジャニーズ。「ジャニー喜多川性的虐待問題」追求の中心的存在である
- 暇空氏は五ノ井氏と同様に勇気ある告発者であるカウアン氏へ根拠のない誹謗中傷を行った。
- よしむらかな
- 漫画家。暇空を支持しておりその為か代表作である『MURCIELAGO』がアニメ化されない事を当然の結果だと思われる様になっている。