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302死ショック

さんびゃくにししょっく

302死ショックとは、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』第302死(話)により引き起こされたギャグ漫画らしからぬ地獄の総称である。
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警告:この項目は重要なネタバレが含まれています。


概要編集

週刊少年チャンピオン2022年9月1日号に掲載された『第302死 みんなで地獄でダンシング♡』

危険度Aオーバーの高等吸血鬼であった辻斬りナギリと、警官時代に襲われて以来、打倒ナギリを掲げて彼を追う吸血鬼対策課の熱血隊員ケイ・カンタロウのコンビを主体とした回であるが、その展開で読者に大きな衝撃を与えた。


地獄への「予告」編集

実は以前のナギリ回において、予告となるようなタイトル、エピソードが展開されていた。その話とは、第258死『The road to hell is paved now!(地獄への道は舗装されている)』である。


カンタロウが辻斬りに関する資料を整理していると、半田桃から「辻斬りは恐らくもういない」と気の毒そうに嗜められ、ショックのあまりナギリに相談を持ちかけるカンタロウ。ナギリは最初こそ「この機会に辻斬り捜査を諦めさせよう」と考えたが、カンタロウの「野球拳やビキニを着せられるなどして人知れず野垂れ死んだのだろうか」という何気無い言葉に怒り「辻斬りナギリ健在の証拠を見せてやる」とカンタロウと共に新横中を駆け巡る。

結果、紆余曲折ありながらも「辻斬りはまだ新横で牙を研いでいる」と確信したカンタロウは喜び、ナギリもまた「自分を忘れないで欲しい」という欲求が叶い、微弱ながらも笑顔を見せる。しかし、結局はいつもの様に無理やり捜査に連れ出されるのであった。そして最後のコマである看板には『ROAD PAVING(道は造られ続ける)』という文字が…

辻にたつ


内容編集

いつものようにナギリを追いかけ回すカンタロウ。言い争いを始めた場所が偶然にも漫画家神在月シンジの家の前であった事から、〆切間近で狂っていたシンジに捕まり、無理矢理アシスタントとして仕事を手伝わされる羽目になった。

それなりに経験のあるナギリと違いド素人のカンタロウは全く役に立たない。

苦労の末に何とか原稿を完成させ、帰路に着いた時。

「丸(ジョン)を取り戻す計画を邪魔された」と1人苛立つナギリであったが、カンタロウはシンジ宅での漫画家体験を「一度拝見したかった」「楽しかった」「貴重な体験だった」と語り、こう続けた。


「実は本官、昔は漫画家になるのが夢だったのです!警察に入ったのは、貯金のための腰掛けだったくらいで!」


それを聞いたナギリは「お前みたいなバカが!?」「さっきも(まともな線も引けず)ただの置物だったろうが」と驚愕するが、これを機にカンタロウが警察をやめ、これ以上自分を追いかけてこない様にと「夢を追うのは大事だ!今すぐ警察を辞して目指せ!なっ!」と彼の肩を掴んで漫画家になる夢を後押しするが…

    


「あぁいえ、もう漫画家になる気はありませんので!」


【吸死】何一つ無くなりましたので!【302話バレ】


「辻斬りに斬られたあの夜以来!描きたいものなど何一つ無くなりましたので‼︎

かつての軟弱な本官はもはやおりません‼︎辻斬り逮捕こそ本官の使命となったのでありますからしてーーー‼︎」



見開き1ページを丸々使用し、満面の笑みを浮かべてナギリにこう返答したのである。

加えて背景には、やけに明るい太陽のトーン、警察や辻斬り関連のアイテム、カンタロウの手をイメージした指差しが散りばめられており、かつて追いかけていた夢であった漫画家要素は一切入っていなかった

そして指差しの1つはコマを超えてナギリの方へ向いていた


あまりの事に直前まで「早くコイツを追っ払おう」と焦燥していた表情が凍りつき、呆然とするナギリ。

早速辻斬り捜査を続けようとする笑顔のカンタロウ。ナギリは一瞬の隙をついて路地裏に去る。


退治人を夢見ていた幼少期の自分、「なりたいものや、やりたいことがあるのって、それだけで大事な事だと思うから」という数刻前のシンジの言葉、漫画家になったカンタロウの姿を思い浮かべ(この時肝心のカンタロウの目は真っ黒に塗りつぶされている)、動揺と絶望のあまり、暗闇の路地裏の中で嘔吐した場面で302死は幕を閉じた。


反響編集

読者はギャグ漫画なのにギャグ要素が皆無という異例の展開に困惑し「これ本当にギャグ漫画?」「救いがない」と絶望する人々が続出。Twitterのトレンドには『ギャグ漫画』『カンタロウ』の2つの単語がトレンドに上がる程の騒ぎを起こした。

それまでのカンタロウの破天荒かつメチャクチャな言動も、今回の話を知ってしまうとギャグとして見れなくなってしまうため、実際にアニメ2期で2人が再登場した際も2人のギャグエピソードを笑顔で見れないファンが出始めるという多大な影響を残した。


余談編集

作者である盆ノ木至氏は、『吸血鬼すぐ死ぬ』掲載前にpixivに投稿したとあるホラーゲーム二次創作作品において、とんでもなく重いシリアス展開を描いている

またTwitterにて「本当はシリアスを描きたかった」という旨の発言をしていた(現在は削除済み)。


関連タグ編集

吸血鬼すぐ死ぬ


辻斬りナギリ ケイ・カンタロウ 地獄ダンスコンビ

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