AIアシスタント

えーあいあしすたんと

人工知能の技術を応用し、ユーザーの依頼を受けて、さまざまな作業や調べ物を手助けするソフトウェア。

概要

AIアシスタント（またはバーチャルアシスタント）は、AI（人工知能）の技術を応用し、ユーザーの音声やテキスト入力を理解してさまざまな作業や調べ物を代行するソフトウェアエージェント。スマートフォンまたはタブレット、パソコン、スマートスピーカーあるいはスマートテレビなどに搭載される。

AIによるデジタル秘書という意味でのコンセプトの元祖は1988年にAppleが次世代コンピューターのコンセプトとして発表したナレッジ・ナビゲータあたりであろうが、実用になるものができたのはスマートフォンやスマートスピーカーが普及した2010年代になってからであった。

2024年ごろからGeminiやCopilot、ChatGPTのような対話型生成AIが音声対話に対応、Alexa、Siriも将来の生成AI機能統合を表明しており、チャットボットとAIアシスタントの間の区別はなし崩しになくなりつつある。

できること

• インターネット配信の音楽、ラジオ、動画などの再生
• インターネット検索の代行
• スケジュール管理とアラーム
• 機械翻訳
• ニュースや電子書籍の読み上げ
• メールやショートメッセージの送受信
• 目的地までの経路や施設の検索、交通情報や気象情報
• ECサイトと提携して商品購入

など。

生成AI機能を統合しているAIアシスタントであれば、上記よりさらに幅広い用途が考えられる。

代表的なAIアシスタント

Alexa（Amazon.com）

Siri（Apple）

Copilot・Cortana（Microsoft）

Gemini・Googleアシスタント（Google）

ChatGPT（OpenAI）

関連タグ

人工知能　AI IoT　スマートフォン　スマートスピーカー　チャットボット