概要
「もはや打つ手がない、どうすることもできない、未だ収容できていないオブジェクト」に与えられるとされるクラス。実質的な財団の敗北宣言。ほとんどのApollyonオブジェクトは、能動的にKクラスシナリオを引きおこす。
正式なクラスではないが、最初にこのクラスが与えられたSCP-2317、その後追加でこのクラスとなったSCP-001/S.D.ロックの提言と共に知名度が圧倒的に高く、「ヤバ過ぎるSCP」が出ると比較対象に挙げられ、2021年に正式なクラスとして承認された。SCP-4780「ちぢんだ」という変わり種もあったりする。
因みに、元祖Apollyonの2317は他のApollyonや、他にもかなりやばい専用オブジェクトクラスの登場により、特別感が薄れてしまったため、著者によりオブジェクトクラスが抹消されている。
名前の由来のアポリオンとは『ヨハネの黙示録』において予言される終末の様相において、第五の天使(トランペッター)がラッパを鳴らした後に現れる奇怪なイナゴたちの頭目として名のあがるアバドンのギリシャ語名称である。