概要
1960年代のソ連での戦車を撃破できるロケット弾や誘導ミサイルが開発され、それまでの強力な機関銃や地雷、駆逐戦車などの対戦車兵器からの変化と、それを戦闘車両に搭載しようという動きが有った。
1960年代初頭より新たな戦闘車両の開発がスタートし、試作車が完成、その中でオブイェークト765と呼ばれる車輌が1966年に制式採用され、BMP-1と呼ばれるようになる。
翌年の赤の広間でのロシア革命記念パレードで公開され、当時の西側(NATO)陣営に大きなショックを与えた。(それまでアメリカなどでは装甲車は輸送任務を中心とした装甲兵員輸送車がメインだったため、装甲付きの対戦車戦闘ができ、兵員輸送も可能な車両は、まさに未知との遭遇であった。)
主武装は73mm低圧滑腔砲と9M14対戦車ミサイルをそれぞれ1つずつ装備している。