Corei7
こああいせぶん
Core2の後継CPUであり、第1世代Nehalemマイクロアーキテクチャで初登場した。
登場当初のCorei7はハイエンド向けのExtreme Edition(CoreX)とメインストリーム向けの無印が展開され、Coreiシリーズの最上位として展開された。
第7世代でハイエンド向けに、第9世代でメインストリーム向けに上位モデルのCorei9が誕生したため、現在は普通の上位モデルとなっている。
価格は40000~60000円程度で、高性能な分若干値が張っている。
CoreX
第1世代ではメインストリームと同じ4コア8スレッドだったが、続く第1.5世代では6コア12スレッドとなった。その後、第5世代で8コア16スレッドとなり、第6世代では10コア20スレッドとなった。
第7世代では8コアまでの製品がi7として発売されたが、10~18コアの製品はCorei9として投入。以降のCoreXシリーズは全てi9となったため、i7のCoreXは第7世代で終了した。
デスクトップ向け
第1世代から第7世代KabyLakeまでは4コア8スレッドであったが、第8世代CoffeeLakeで6コア12スレッド、第9世代CoffeeLakeRefreshで8コア8スレッド、第10世代CometLakeでは8コア16スレッド、第12世代AlderLakeからは高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のハイブリッド構成を採用しPコア×8(HTT有効)とEコア×4の計12コア20スレッドとなり、毎年のように多コア・多スレッド化が進んでいる。
第1.5世代Westmereからはオーバークロック対応のKモデルが誕生した。
第9世代からは内臓GPUを無効化したFモデルが誕生した。Fモデルは無印と同じ性能を保ちつつ価格が抑えられているが、内蔵GPUがないため動作にはグラフィックボードが必須。
モバイル向け
ハイパフォーマンス向けのXM/QMモデルは4コア8スレッド、それ以外のモデルは2コア4スレッドとなり、この状態が第7世代まで続いた。
第8世代からはラインナップが整理され、パフォーマンス向けのHモデル(6コア12スレッド)/省電力向けのUモデル(4コア8スレッド)/超省電力向けのYモデル(2コア4スレッド)の3種類となった。
第10世代ではコア数の増加が行われ、Hモデルが8コア16スレッド、Uモデルが6コア12スレッド、Yモデルが4コア8スレッドとなった。
第12世代では高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のハイブリッド構成が採用され、同時にラインナップも整理された。ハイパフォーマンス向けのHX(P×8とE×8の計16コア24スレッド)/メインストリーム向けのH/P(P×6とE×8の計14コア20スレッド)、薄型軽量ノートPC向けのU(P×2とE×8の計10コア12スレッド)の計4種類となった。