概要
Core2の後継CPUであり、第1.5世代Westmereマイクロアーキテクチャで初登場した。
Corei3はメインストリーム向けであり、上位にはCorei7・Corei5があり、下位にはミドルロー向けのPentium、ローエンド向けのCeleronがある。
2022年現在、ライバルのAMDがローエンドCPUの新型を出しておらず、旧型も殆どが品切れのため、1万円台のCPUが欲しい人はこのCorei3一択となる。
性能
デスクトップ向け
Westmereから第7世代KabyLakeまでは2コア4スレッドであったが、第8世代CoffeeLakeからは4コア4スレッド、第10世代CometLakeからはハイパースレッディング(HT)を有効化し4コア8スレッドとなった。
第7世代から第9世代まではオーバークロック対応のKモデルがあった。
第9世代以降は内臓GPU無しのFモデルがある。Fモデルは性能こそ無印モデルと同じだが、内蔵GPUがないため動作にはグラフィックボードが必須。
モバイル向け
こちらは、第8世代CoffeeLakeの8100H・第10世代IceLakeのL13G4を除き第10世代まで全て2コア4スレッドであった。
第11世代TigerLakeで4コア8スレッドの製品が誕生し、第12世代AlderLakeでは高効率コア(Eコア)が実装され最大10(P2+E8)コア12スレッドになった。
余談
デスクトップ向けの第5世代と第11世代はi5以上のモデルのみが発売され、i3以下は代わりに前世代の改良版が発売された。この2つの世代は短命だったため、下位モデルであるi3に回せるだけの製造能力はなかったのかもしれない。
なお、第11世代に関しては過去にTSMC5nmを利用して製造されるとの報道があったが、実現しなかった。
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Ryzen3…ライバル