効果
Dの暴毒ヴェノミック・ハザード |
R 闇/火文明 コスト5 |
D2フィールド |
自分のターンの終わりに、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分の手札からクリーチャーを好きな数捨てる。その数だけ、相手は自身のクリーチャーを選び、破壊する。 |
概要
『革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!』にて登場したD2フィールド。
毎ターン墓地からクリーチャーをサルベージできる効果で、破壊されたクリーチャーの回収・再利用は当然、墓地肥やしからのキーカードの回収が可能。
上記の通りボーンおどり・チャージャーの様に、汎用性の高い墓地肥やしを打ちつつ、落としてしまったカードを回収してリカバーできるものの、タイミングはターンの終わりなので若干遅め。
ただし、ニンジャ・ストライク等相手ターンで有効なカードも存在し、それらをちらつかせて牽制する等、心理的な駆け引きに繋がる部分はある。
相手がそれらを警戒してハンデスを打って、マッドネスを踏むような展開なら、相手からすれば最悪な流れになるだろう。
下記の活躍の項の様なコンボの他、自壊効果持ちの悪魔妖精ベラドンナ等の回収、低コストのメタ効果持ちの再利用や、アビスベル=ジャシン帝の様な手札コストを要求するカードとも相性が良い。
そしてDスイッチ。
クリーチャーを捨てた数だけ相手クリーチャーを破壊でき、更にこの効果は『相手が選ぶ』形式なので、相手の効果で選ばれない異端流しオニカマス等のクリーチャーの除去も可能。
背景ストーリーの設定でこのフィールドの主であるD2Mマグラカヅラとはデザイナーズコンボで、D2フィールドがあれば墓地から手札に戻る為、手札を減らさず相手の盤面に打撃を与えられる。
ツインパクトとの相性が非常に良い1枚。
回収もコストもクリーチャー指定であり、呪文として消費したツインパクトの毎ターン回収、Dスイッチのコストに充てて重要なクリーチャーを温存可能等、戦術の幅が広がる。
活躍
アニメ『デュエル・マスターズWIN』にてランナーがウィン戦で使用。
会話の内容から、うんちくが対ウィン戦の為に与えた模様。
状況から天災デドダムの効果で墓地送りしたと思われる、闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップを回収。
更にDスイッチでアビスベル=ジャシン帝とスプーン=ンプスの排除を行い、ジャシン帝以外を破壊した。
そして勝利龍装クラッシュ“覇道”とのコンボでこのカードの真価が発揮される。
直前のターンに流星のガイアッシュ・カイザーを出すのに成功し、その効果とクラッシュ“覇道”のコンボでたった4マナで召喚、からの自壊によるエクストラターンを獲得。
同時にヴェノミック・ハザードでクラッシュ“覇道”を回収し、無限エクストラターンコンボを完成させる。
ダメ押しにお清めシャラップでウィンの墓地をゼロにし、そのまま勝利するかと思われたが、最後にブレイクしたシールド2枚から秩序の意志によるカウンターが炸裂し、クリーチャーを封印されて追撃も墓地回収もできなくなってしまった。