概要
火星での戦闘を含めた複数回の人類との接触で取り入れたデータを基に模倣しており、オリジナルとほぼ同じシルエットを持つが細部のデティールが異なっており、全体的に丸みを帯びた形状となっている他、カラーリングもメタリックカラーとなっている。
頭部のメインカメラはモノアイ型となり、胸部のGNコンデンサーにあたる部位にも紫色の球体が輝いている。脚部は爪先立ちの状態で固定されており、背部スラスターは円錐状小型ELSの名残で長大化している。特に内側のデティールは模倣しきれず結晶体となっていたり、細かい部分が埋まっていたりする。
姿だけの模倣のみならず粒子ビームを始めとする武装の能力すらコピーしており、紫色のGN粒子を放出している。武装は様々なパターンを腕を直接変化させることで再現しており、瞬時に別の武装に変化させることも可能としている。この能力によりELSの危険性は、接触融合による攻撃に加えて、遠距離射撃の危険性も加わることとなった。なお、GNバルカンといった内蔵武装は再現されておらず、GNフィールドやトランザムシステムといった機能も再現していない。
GN-XⅣに匹敵する戦闘能力を持つため、地球連邦軍は大いに苦戦を強いられることとなる。さらにELSの総数は地球連邦軍の約1万倍といえる規模で、融合と再生により何度でも蘇るという特質を持つため、パトリック・コーラサワーやグラハム・エーカーといったエースパイロット達も、戦闘の末にELSジンクスに捉えられている。もし全てのELSが兵器に擬態し、「対話」が実現しなかったならば、人類は瞬く間に全滅していたと推測されている。
作中では終盤に大量に出現し、ソレスタルビーイング、地球連邦軍を数の暴力で追い込んだが刹那・F・セイエイとの「対話」の末大型のELSと融合し巨大な花となった。
関連動画
※登場は0:49頃
余談
当初はダブルオーライザーに擬態したELSダブルオーが登場する予定だったが、途中で変更されこちらが登場することとなった。(ELSダブルオーは介錯のコミカライズ版で拾われた)
作中「ガンダムタイプ」と呼ばれているのはこれの名残である。