概要
介錯のコミカライズ版『機動戦士ガンダム00A_wakening_of_the_Trailblazer』に登場する機体。
ELSがダブルオーライザー(粒子タンク貯蔵型)に擬態した姿で、ELSに似たメタリックなカラーリングが特徴。ダブルオーライザーを取り込んだ際、得たデータを元に擬態したものと思われる。
ディテールの一部が簡略化されて丸みを帯びた形状になっているが、GNドライブが無いためかELS特有の尖った意匠はない。頭部カメラもツインアイではなくモノアイを思わせる一つ目で、GNソードⅢは腕と一体化して刀身が展開されたままになっている(射撃は可能)。それ以外の能力(トランザム、トランザムバースト、オーライザーとの分離合体機構など)が再現できているのかは不明。
その戦闘力と物量で連邦軍やソレスタルビーイングを苦戦させた。最終的な結末は劇場版の本編と変わらない。
劇場版の初期草案の段階では登場する予定だったのだが、ELSGN-Xに変更された。グラハム・エーカーがELSGN-Xを見て「ガンダムタイプ」と表現しているのはこれの名残である。
とはいえ、模倣元となったGN-XⅣはガンダムに似た外見な上、一部の技術者やパイロットからも「ガンダムタイプ」と呼ばれた事があった為、あながち誤りという訳ではない。そもそもGN-Xシリーズ自体、アレハンドロ・コーナーがソレスタルビーイングの技術で開発したモビルスーツである。