概要
Everyman(日本語名:へいぼんマン)とは、Toby Foxのゲーム作品『UNDERTALE』および『DELTARUNE』に度々登場するキャラクターである。
Everymanという英単語は「普通の人 平凡な人」という意であり、その名の通り基本的に作品のストーリーに直接関わることがない、シリーズにおける隠れマスコット的な存在となっている。
故にその詳細についてもほとんど謎に包まれており、彼がニンゲンなのかモンスターなのかダークナーなのか、それらのいずれでもない何かなのかも不明。(そもそも設定が存在しないのかもしれない)
公式アートブックの解説によれば「ときどきひょっこり現れる、ごく普通の、いい人。」。
各作品における活躍?(ネタバレ注意)
UNDERTALE
Pルートで行くことができるしんじつのラボで戦うアマルガムの一体、しにがみちょうの弾幕において登場する。
最初のターンでは、画面右端で無数の蝶に頭に纏わりつかれ悶え苦しむのみで積極的な攻撃は行わず、次ターン以降に纏わりついた蝶や、切断と再生を繰り返し増殖した自身の頭を飛ばして攻撃してくる。
ちなみに公式アートブックにおいて紹介された画像ファイル名は、「strangeman_losinghead(頭が取れるヘンなやつ)」。
その他、ホームおよびニューホームの子供部屋にはEverymanの頭身を低くしたようなぬいぐるみが2体ずつ設置されている。
DELTARUNE
光の世界では路地裏の壁に、へいぼんマンの雑に描かれた落書きと名前(日本語版でも「EVERYMAN」表記)が、ぶるどっ君のものと共に描かれている。
Chapter1では、裏ボスのジェビルの弾幕『メリーゴーラウンドゲーム』において召喚されるアヒルの頭が、稀にへいぼんマンのものとなっていることがある。
Chapter2では、ザコ敵のポップアップが繰り出すウィンドウによる目隠しの中に、へいぼんマンが描かれたものが存在する。
加えて主要キャラクターであるクイーンのSNSを模した弾幕においては、様々な動物に交じってへいぼんマンのアイコンが登場することがある。
特筆すべき点は、へいぼんマンのアイコンは他の動物アイコンと異なり、言葉による攻撃を行わない。そういった意味でも出会えたらラッキーであるといえるだろう。
その他、Fangamerの『スパムトンのスペシルお楽しみセット!!!』の商品ページや、スパムトンステークスのページ(開催期間のみ)において、上記のクイーン戦のアイコンが偽のレビュー主として登場する。
UNDERTALEにおいては非常におぞましい攻撃や、彼が登場したしんじつのラボのホラー調の雰囲気から、へいぼんマン自体に恐怖を抱く人も少なくなかったと思われるが、今作においては少なくともChapter2時点では恐ろしい存在としては描かれていないようだ。
関連タグ
うざいイヌ(同シリーズにおける神出鬼没のキャラクター繋がり)