ネタバレですヨ?
ウェーン ヒッヒッ ウェンヒッヒ…
ネタバレですヨ? ネタバレですネ?
解き放て! 解き放つ!
マアァベラスな ねたばらシ!
さあ さげるのです すくろーる。
するのです みずからを 解放。
カオスだヨ?
カ オ ス だ ネ ! !
さあ 概要を始めよう!
「Deltarune」チャプター1に登場する隠しキャラクター。日本語表記は「ジェビル」。
「ウェーンヒッヒッウェンヒッヒ!」という不可解な笑い方や「○○だヨ?○○だネ!」といった奇妙な言い回しが特徴の謎の道化師。
道化師のメイクは「常に笑みを浮かべている」"クラウン"と、「涙を流しながらもメイクで隠し笑って見せる」"ピエロ"があることから、この笑い方については泣き声の「うえーん」と笑い声の「ひっひ」を組み合わせたものではないかという指摘がある。(その割に彼のメイクには涙模様が無いので"クラウン"だが)
上記の口癖こそあれ喋り方がなんだか安定しておらず、メッセージウィンドウを1~数回切り替えるごとに口調が変わる。さらに一人称、二人称に至ってはより顕著にバラバラである。
(一人称の例を挙げると、「ボク」「ワタシ」「ワシ」「私」「われ」が一度の会話で全部出てくる)
大文字アルファベットの「J」の形をした尻尾が生えており、青ともグレーともとれる不気味な色の肌の小柄な体格をしている。
とある条件を満たすと、カルタス城のどこかにある地下の部屋でクリス達を待ち構えている隠しボス。
戦闘曲名は「THE WORLD REVOLING」。
システムメッセージに表記される
世界が回る 回るよ世界
の通り「世界が回る」を意味する、背景やメリーゴーランドの様にこの曲自体も十秒×2をワンフレーズとし二十秒ごとにフレーズを変える機械的かつ規則的な転調を行う独特の曲
undertaleとの繋がりの考察や、唯一曲名がゲーム内に表示される「夢と希望の平原」のフレーズが使用されたり、次章の裏ボス戦の楽曲でも同じフレーズがあったりするなど非常に奥が深く、deltarune内でも上位に位置する人気曲。
戦闘
フレーム単位でダメージを与えてきた前作の裏ボスと違って無敵時間はあるものの、回避方法がわからないと避けられない攻撃が多く、リトライを繰り返してパターンを覚えれば確実に上達していくあちらに対して、ジェビルは攻撃の避け方を理解していないと手も足も出ない。
自機狙いのスペード型弾幕やクローバーの3wayショット、メリーゴーランドのような立体的な攻撃や鎌のような武器「デビルズナイフ」でかなり高い攻撃力を以て襲いかかるなど、とにかくこれまでの敵とは一線を画す激しい弾幕や攻撃の数々でプレイヤーを苦しめる。
特にデビルズナイフはかなり凶悪で歪んだ軌道で回る上に後半からは赤いお邪魔の大鎌が加わる為非常に見切りにく、ドツボにハマって自分のターンには瀕死のスージィ1人しか居ないという事がザラにある。
ジェビル戦限定で追加される特殊行動は『クリス単独の'スピン'(消費TP20%)』と『クリスたち3人での'さいみん'(消費TP50%)』である。
・『さいみん』次のジェビルの攻撃を弱体化し疲れが『スピン』よりも1.4倍与える効果がある。効果自体はいいものの消費TP50%がデカいうえにスージィたちが他の行動をできなくなる等のデメリットがデカい。
・『スピン』疲れを与え「ランダムカオス」を発生させる。「ランダムカオス」と表記はされてはいるが実際は各ターンに使用したときに固定効果が発生するものである(いわば固定パルプンテである)
1ターン: 効果音が鳴る。効果なし
2ターン: ジェビルの防御力が下がる
3ターン: 攻撃受けた際の無敵時間が短縮される
4ターン: 味方の防御力が上昇
5ターン: 鳥が飛んでくる。効果なし
6ターン: ランダムで仲間1人のHPが回復する
7ターン: 仲間のHP自体がランダムシャッフルされる。
8ターン: 次のジェビルの攻撃の威力が上昇する
9ターン: パーティ全員のHPが30程度回復する
以降1ターンに戻り繰り返し。
このなかで最もスピンを避けたいのが3ターン目の無敵時間短縮パターンである。上記の前作裏ボスと同様の無敵時間がない攻撃となるうえに初回3ターン目は全体攻撃の為、数度当たればあっさりと全滅か近い状況に陥るからである。
とにかく早く終わらせたい人や避けに自身がある人ならばともかくもむやみにスピンをやるのではなく和解するときは効果無しも含めて有利なターンにスピンをメインにやり、そして効果なしと不利なターンの時にTPに余裕ある際はさいみんをやることである。
撃破時の時も有利な効果の際にはスピンをするのも得策である。
事前対策として持てるだけ大量の回復アイテムは勿論のこと、全体回復アイテムのトップケーキもしくはスピンロールは是非とも持っておきたい。なお回復性能としては全体80回復のスピンロールよりも全体160回復もあるトップケーキのが圧倒的に上ではあるが、トップケーキを使用してシェフに返却せずにチャプター2にデータを移行すると2以降もシェフとスージィの関係がギクシャクしたままなうえに全体140回復に性能が上昇してるスピンロール(所持上限1個)を貰えないままになり以降の裏ボス戦の難易度に影響がデカいと思われるのでチャプター2以降も考慮するとスピンロールのほうがお勧めではある。ただそうなるとジェビル戦の難易度がやや上がるのが辛いところである。
攻撃を受けても奇声や笑い声をあげて首がオモチャのように飛び跳ねたり、バトルが進むにつれて激しく踊り出したり残像が現れるなど、バトル中でも道化師の人形といったコミカルさと不気味さが合わさったような動きが目立つ。
バトルに勝利するとプレイヤー達に予言めいた言葉を投げかけた後、自身の姿を象った装備を渡した後にどこかへと去り、以降はどこにも現れなくなる。
また、隠しボスではあるもののくたびれさせてスリープで眠らせることで従来の敵と同じくHPを0にせず勝利する(=にがす)事も可能。
撃破すればスージィの武器としてデビルズナイフが、眠らせて逃がした場合は彼の尻尾を防具・ジェビルテイルとしてもらえる。さらに、Ver1.07以降では裏ボスを倒した証であるシャドウジェム(後述)も貴重品に加わる。
チャプター2にも裏ボスはいるのだが、難易度としてはおそらくジェビル戦のが上である。
理由としては
・チャプター2のほうには一つで2回使用可能なダブルダークバーガーや回復力も高めな豊富な種類の回復アイテムがあるうえに裏ボスからの攻撃を軽減する隠し効果があるクリス専用防具が簡単に手に入る。
・疲れ=くたびれをどこまで蓄積したかを確認ができない。
・チャプター1では見逃すための特殊行動をクリス主体でしか使用できないがチャプター2の途中からスージィたちも単独で特殊行動をできるようになり各キャラのアイテムや防御等の行動の幅が広がり和解が容易になってる。またジェビル戦と違い特殊行動にTP消費がないのでラルセイの回復を活用しやすくなっている。
倒すより和解するほうが多くのターンがかかる分かなり難しい。
有志によりかなり攻略されているボスだが、全体的な共通点は動き過ぎないこと、そしてみのがすつもりならクリスそして終盤からはラルセイを死なせないこと。
なぜならジェビルは「名前を黄色にしてにがす」ことはできず、「くたびれさせてスリープさせるしかない」ため。またくたびれさせるためのスピン・さいみんをクリスしかできないからである。
正体・過去
彼とのバトルに勝利した後、よろず屋の店主ヌイから彼の過去について聞き出す事ができる。
ヌイとジェビルは古くからの知り合いで、かつて二人で宮廷魔術師として城に仕えていたらしい。二人の関係は友達のようなそうでないような、どこか奇妙な関係でもあった。
二人はよく一緒にゲームをしており、ヌイを打ち負かせられるのはジェビルだけだった。
しかし、ある時ジェビルは怪しい何者かに出会ってから段々とおかしくなって妙な事を口走るようになり、さらに間もなくして「この世界はゲームでこの世界の住人全てがゲームの参加者」だと語るようになった。
おかしくなってしまったジェビルをヌイは王からの命令で檻の中に入れるしかなかった。
が、ヌイは「自分達がオリに入れられた」とも感じているらしく、一見狂ったようにも見えるジェビルの言動の数々は今も彼女の腹「綿」に染み付いている。
世界が回る、というのはやり直される事を把握しているのだろうか?
あるいは……
入手アイテム
デビルズナイフ
ジェビルのHPを0にして倒すともらえるスージィ専用の武器。
ch1で入手できる武器の中では最強の攻撃力で、加えてルードバスター発動に必要なTPが10軽減される効果がある。
ジェビルテール
ジェビルを直接撃破せず、ラルセイのスリープで大人しくさせるともらえる防具。
パーティーメンバー全員が装備できる。
攻撃、防御、魔力がバランス良く伸びるので、ch2でも長く使える...が後半になるとより優秀な装備が現れ始め、特殊能力が特にないこの武器はBox送りになりがち、ジェビルは倒してもエンディングに影響しない為、手に入れるならデビルズナイフの方がいいかもしれない。
なお、ジェビルとは一度しか戦えないので、デビルズナイフと揃えて入手はできない。
シャドウジェム
各チャプターの裏ボスを撃破した時に受け取れる(と思われる)証のようなもの。
ヌイ曰くシャドウジェムと呼ばれる所以は影しか見えないから。ジェビルと同じくらいの強敵を倒し続ければもっと手に入るとのこと。どうやら沢山集めるといいものを作ってくれるらしい。
ch2配信時は闇の王国のよろず屋でのヌイとの会話が初出だったが後日アップデートでch1のジェビル戦後で入手できるようになった。
余談
あくまで推測の域を出ないが、Jevilが話す「ゲーム」とは恐らくは本作の事であり、何らかの出来事によっていわゆる第四の壁が崩壊した(認識し、理解した)ことによって干渉する力を得たものと思われる。
彼が戦闘中に語る「世界を回すもの」と言った発言からも真意が窺い知れる。
その力は紛れもなく本作品世界の「作り手」の領域へと足を踏み入れており、その気になれば容易に世界そのものを「回す側」として改変することも可能である程の力を持つものと思われる。
彼の扱う様々な技も魔法や手品ではなく、ゲーム世界そのものに対する改変である可能性もあり、他項で一部述べられたように、戦闘中に繰り出す技に於いてもメリーゴーランドを作り出すことから始まり、ナイフへ変身したと思えば巨大化に分身とまさに変幻自在であり、禍々しくも「何でもできる」という言葉が嘘でもインチキでもないことを我々に実感させる。
また、彼の戦闘中のセリフはChapter2ではjsomファイル上に存在しない事になっている(比喩ではなく実際に存在してない)。
Chapter2には彼も直接登場しないため無理はないが、彼の「ゲーム」を逸脱した存在である可能性をより高める材料となった。
また、彼の弾幕の一部はこれまでch1に登場したダークナーの弾幕を強化したものであり、まさにch1の集大成とも言える。
名前の由来は道化を意味する「Joker」、又は宮廷道化師を意味する「Jester」と悪魔の「devil」から来ていると思われるが、上記の証言から牢獄を意味する「Jail」の意味合いも含まれている可能性がある。
また、作中(Chapter1)でダークナーとされるキャラクターの多くはトランプのスートがモチーフになっており、そう言った意味でのJokerであるとも思われる。
関連タグ
???:次チャプターの裏ボス。