MAX(ダイハツ)
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だいはつのまっくす
ここではダイハツがかつて販売していた軽自動車について記述する。
※「MAX」の他の用途や意味についてはこちらも参照のこと。
2001年にデビュー。
軽ハイトワゴンのムーヴと軽セダンのミラの間を埋める「セミトールワゴン」として開発された。プラットフォームは2代目ムーヴ(L900系)のものを活用している。
要約すると「ハイトワゴンに匹敵する室内空間を備えながら、立体駐車場も使える低い全高を両立させた」もので、1998年に現在の軽規格が施行されてある程度の年月が経ったことで、軽自動車に求める価値観の多様化を受けて企画された。
ダイナミックなデザインとインパネゲート式ATを始めとする高級感、そして後述する4気筒ターボエンジンやサイバー4WDの設定で卓越した走行性能も叶えるという、言ってしまえば欲張りセットみたいな車だろうか。
しかし販売面は芳しいものではなく、全高に起因する中途半端さやネームバリューの低さ、似た立ち位置のライバルである初代eKワゴンよりも割高な価格設定で長続きせず4年で販売を終了。ちなみにダイハツ側は否定しているが、実質的な後継者はソニカである。
販促を狙った量販モデル(3気筒NAエンジン搭載車種)も設定するが、MAXを象徴するグレードは何といってもJB-DETエンジンにマニュアルモード、フロントに機械式LSDを装備する「RS」であるといっても過言ではない。さらに4WDモデルはスイッチ操作で(横置きFFベースにもかかわらず)後輪駆動にすることも可能なサイバー4WDシステムを採用(ドリフト用というよりかはメカニカルロスを減らす燃費対策の意味合いが強いが)。
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