No.83ギャラクシー・クィーン
なんばーずはちじゅうさんぎゃらくしーくいーん
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターは相手ターン終了時まで、戦闘では破壊されず、
守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
エクシーズ素材を1つ使う事で、自分フィールド上のモンスターに戦闘破壊耐性と貫通効果を与える効果を持っている。
サポート系の効果が多いランク1エクシーズモンスターの特徴に違わず、他のモンスターをサポートする効果。このカード自身も戦闘破壊から守られるため、攻・守ともに非常に低いこのカードにとってはありがたい。
が、他のモンスターに付与される2つの効果はイマイチ相性が悪い。
このカードをエクシーズ召喚する為には、レベル1のモンスターが3体も必要となる。
そうなると、必然的にデッキのモンスターはレベル1が多くなるため、貫通効果を生かせる攻撃力の高いモンスターが少なくなってしまう。
また前述の通り、このカードのエクシーズ召喚にはレベル1モンスターが3体必要。
そもそも出すこと自体が難しく、多くの手間をかけてエクシーズ召喚するには割に合わないともいえる。
単純にモンスターを戦闘破壊から守りたいのならば、威嚇する咆哮や和睦の使者など汎用性の高いカードが他にもあるので、戦闘破壊耐性を目的にこのカードを投入するのはあまり良策とは言えないだろう。
関連カードに、ギャラクシー・クィーンズ・ライトというカードが存在している。
このカードと直接関係はないものの、高ランクのエクシーズ召喚を狙うなら是非とも投入したいカードである。
ちなみに、カード名は語呂合わせで「ばあさん」とも読めるが・・・もしかして確信犯なのだろうか?
CV:山像かおり
遊戯王ZEXALの第7話に登場。エスパー・ロビンこと奥平風也が使用した。
自身の効果で、風也のモンスターに貫通効果と破壊耐性を与えた。
攻撃表示の時と守備表示の時で服の色が変わる演出がなされており、攻撃表示の時は服の色が白くなった。
アニメの劇中劇である「異次元エスパーロビン」では、主人公であるロビンの敵であり、彼の母親でもある「ギャラクシー・クィーン」という、このカードによく似たキャラクターが存在している。
ナンバーズに取り憑かれた風也は、このカードを自分の母親だと思いこんでいた。(実際の風也の母親も、このカードに割とよく似ている。)
またエクシーズ召喚時の演出もそれまでのナンバーズと異なり、金色の渦が星雲またはブラックホールを成すようにして3体のモンスターを取り込み、それが広がる形で召喚されている。
アニメでの人気投票・ナンバーズ編では8657票を獲得、3位のNo.17リバイス・ドラゴンに5000票近くの大差をつけ、堂々の2位に輝いた。
なお、1位のCNo.39希望皇ホープレイとの差はわずか296票であった。
わずか1回登場したっきりのこのカードが2位とは、世の中分からない物である。(組織票?何の事やら)