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Regera

れげーら

レゲーラとは、スウェーデンの自動車メーカー「ケーニグセグ」よりリリースされたプラグインハイブリッドハイパーカーである。
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レゲーラをアゲーラの後継とみなすか否かについては諸説あるが、ここではアゲーラの後継であると見なして解説を進める。







相変わらずぶっ壊れる概要編集

2015年3月、ジュネーヴモーターショーにて発表された。先代「アゲーラ(Agera)」ベースの後継。製造元のケーニグセグ(Koenigsegg)にとって初めてのプラグインハイブリッドカーである。


ケーニグセグといえば「世界で最も速い車」の記録をアゲーラの最高級グレード「RS」にて樹立している様な、とにかく大馬力で馬鹿げた速度(目安:400km/hオーバー)が平然と出せる車を生産しており、時折顧客の無茶なオーダーをも聞き入れ実際にワンオフで生産してしまう程良い意味で脳筋もといキチガイなメーカーだが、そんなケーニグセグから生産されたハイブリッドカーがひ弱な訳が無かった(ただしアゲーラの先代であるCCX以前のモデルは1000馬力を超えるマシンはごくわずかであるという事、最初期のアゲーラも1000馬力は超えていなかった事は頭においておくべき点ではある)。


エンジンはアゲーラのハイエンドモデル「One:1」由来の、自社製5L V8ツインターボエンジンを搭載。そのエンジンだけでも最大出力1100ps、最大トルクは1250Nmとかいうぶっ壊れだが、そこにモーターが加わる。モーター単体の出力とトルクはそれぞれ700ps、900Nm。この2つが合わさった動力源は、モーターからの発熱等の問題で制限がかかるとはいえ最低でも1500ps、2000Nmとかいう、人が普通に暮らす分にはまず聞かない数値を躍らせる。乾燥重量は1402kgの為、パワーウエイトレシオはさも当然の様に1.0を割る(普通の車は1.0どころか2.0も割らない)。使用する燃料についてはオクタン価の高めなガソリン(いわゆるハイオク)よりも「E85」と言われる、普通のガソリン15% + エタノール燃料85%の混合燃料を好む(なおE85の方が出力がわずかに向上する模様)。

ビジュアル及びインテリアに関しては、少々角の立った見た目だったアゲーラと比較すると丸みを帯びたが、ケーニグセグの象徴ともいえる、トランクリッド(そもそもトランクリッドと言っていいのかさえ分からない)にゴーストのエンブレム(正式名称「スピリット・オブ・パフォーマンス」)がついていたり、ルーフが脱着可能だったり(タルガトップという)(その為レゲーラはある意味全車がオープンカー)、ドアが地面に対して垂直に開くラプタードア(正式名称「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・アクチュエーション・ドア」)を継承していたり、シートの、頭がくる辺りに先のゴーストのエンブレムがあったりする。

リア周りにおいては、最近のスーパーカー、ハイパーカーにはよくある可動式リアウイングを装備する。また、リアにおいて目を引くのが、中央部に設けられた巨大な「穴」。この穴は、先のバッテリーの排熱口であり、迂闊に近づくと多分火傷する(ちなみにマフラーはリアのディフューザーと一体化したフィン形状)。


なお、アゲーラやその先代の「CCX」の様な数々のバリエーションが存在するが、対照的にレゲーラにはバリエーションモデルが存在しない(2023年11月現在)。あるとすればそれは顧客の要望を聞いたワンオフモデルであると思ってもらっていい。




関連動画編集

「トランクリッドと言っていいのか分からない」理由がこれ。

レゲーラはこの動画の様に、コックピットを中心(支点)としてトランクリッド(のみならずフロントボンネットも)が展開出来る。

この様な展開の仕方をする車は、他社のモデルでいえばパガーニ ウアイラ(Pagani Huayra)くらいである(ただしウアイラのトランクリッド開閉はリアバンパー側を支点としている)。





関連タグ編集




その他よく引き合いに出されるハイブリッドスーパーカー御三家

※かっこの中はメーカー名。




外部リンク編集

Regera | Koenigsegg Japan|

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