nichiJOJO
にちじょじょ
人間賛歌は「日常」の賛歌ッ!! 人間のすばらしさは日常生活のすばらしさ!!
「nichiJOJO」とはッ!『ジョジョの奇妙な冒険』と『日常(nichijou)』のコラボタグであるッ!
「さすがあらゐ先生!おれたちにできないパロを平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ! 」
『日常』の作者・あらゐけいいち氏が、書店用のコミック通信に掲載した4コマ漫画においてジョジョのパロディを描いている。
内容は、相生祐子が童謡「おべんとうばこのうた」に織り交ぜたボケを発し、ちゃんみおがつっこむというもの。このつっこみの元ネタとなっているのが、ジョジョ第1部「ファントムブラッド」の名台詞「そこにシビれる!あこがれるゥ!」である。
なお、この4コマ漫画は雑誌の紙面に掲載されたものではないが、同氏の著作『ヘルベチカスタンダード』に収録されているので、気になる方はこちらを参照されたい。
Pixivには、このパロディを元にした作品が投稿されていたため、ここに紹介する。
「ジョジョ」と「日常」…異なるジャンルの2作品ではあるが、どちらのファンにも共通する特徴があるだろうか…。一つ挙げるとすれば、それはドッピオというワードに敏感であるという点だろう。
ドッピオという単語そのものは、イタリア語で「2倍」を意味する。日本でこの単語を使用する場合、多くはコーヒーを淹れるときの豆の量を指す。(1倍量はソロと呼ぶ)
日常で話題に上がった「ドッピオ」は、この意味で使われている(らしい)。
何ゆえにこの言葉が有名なのかといえば、ゆっこ(相生祐子)が大工コーヒーで注文をした際に、意味がわからず混乱してしまったためである。注文早々から「S(ショート)」「T(トール)」が読めず緊張していた彼女に対し、「ドッピオ」は追い打ちをかけるように登場した。足を震わせながら、心の中でゆっこが「ドッピオ」を連呼するシーンは読者・視聴者に強い印象を残した。
一方、ジョジョにおけるドッピオと言えば、第5部「黄金の風」に登場したギャングのヴィネガー・ドッピオのことである。(ドッピオのリンク先にはネタバレがあるので、ご注意いただきたい)ギャングの組織「パッショーネ」の一員であり、ボス(ディアボロ)の側近として参謀を務める。自身のスタンド(超能力)は持たないが、ある方法でボスの能力の一部を「借りて」おり、少し先の未来を映像として予知することができる。
なお、彼の能力と名前は一切関係がない。ジョジョを知らない方には違和感が感じられるかもしれないが、これは「黄金の風」に登場する多くのキャラクターに当てはまるので、責めないでいただきたい。(パンナコッタ・フーゴ,ナランチャ・ギルガなど)