曖昧さ回避
ピクシブユーザーであり現役活動中の同人作家兼エロ漫画家⇒Rico
概要
「そう!プレーヤさんがやるのです!!」
cv:上田麗奈
『ロックマンXシリーズ』のディープログ(電脳世界)でプレイヤーが出会った少女。
公式の表記は「RiCO」または「リコ」。本記事ではリコ表記とする。
ディープログの管理人のような存在で、プレイヤーにゲームデータの修正を依頼する。
本作におけるナビゲーターであり、ゲーム内ではステージやイレギュラーデータ、操作方法や各種機能などについて解説する役割を担う。
人物像
青髪で右側にサイドテールを作っており、白と青の制服姿のボディに身を包んでいる。マイクは顔の左側に付いており、必要に応じてメガネもかける。よく緑色の電子ボードを抱えている。
その容姿はレプリロイドのように見えるが……(後述)。
とても明るい性格でテンションが高め。
プレイヤーのことは「プレーヤさん」と呼んでいる(「レ」で上がる、「ヤー」と伸ばさない)。
解説は基本的に丁寧だが、やや適当だったり抜けていたりもする。信頼を寄せているのもあってか、データの探索や修正はプレイヤーに任せている。
「そう、プレーヤさんがやるのです!」という台詞は作中で度々見聞きすることになる。
また、同じくプレイヤーをサポートする仲間であるヴィアによくからかわれたり解説役を取られたりして怒る。
一方で落ち着きがあり穏やかな口調で話す場面もある(ミッション画面の特殊台詞など)。
2021年3月18日から開催されたイベント「解析!RiCOプログラムと青の影」では、自分自身をハンタープログラムとしてディープログに具現化させる方法を見つけ、プレイヤーの協力で解析に必要なパーツを集めることに成功した。
なお、ヴィアによるとリコのハンタープログラムはデータとして具現化されるものであり、リコ自身はこれまで通り存在している。
なお、ほとんどのハンタープログラムは彼女が解析・実装しており、ディープログでの戦いに備えてリコが新たに生み出したダイヴアーマーはその努力の成果と言えよう。
謎と真相
概要の通りディープログの管理を行っていたようだが、ヴィアの言うことを知らなかったり忘れていたりするメモリの不調をはじめ、ストーリーの進行と共に時々リコ自身に不具合が起こるようになる。
ヴィアによると「データ修復の副作用」であり、修復といえどイレギュラーデータを攻撃することが影響していると説明しているが、なぜその行動が彼女に関係するのかは不明。
イレギュラーデータであるドラグーンやヴァジュリーラは何かを知っているようだが、ヴィアに会話を遮られてしまっているため、真相は謎のままである。
そして、ストーリー13面ではイレギュラーデータと同一の存在であることが判明。
先述のイベントステージでは、リコやヴィアについて一歩踏み込んだ掘り下げが行われた。
ステージに出現したイレギュラーデータ達はいつもと雰囲気が異なり、それを見てヴィアを連想したリコは自分でもそのように感じてしまったことに困惑している。
ヴィアはプレイヤーとの戦いの後、リコの存在をつなぎとめる鍵がプレイヤーであると告げている。
そして、一人残ったヴィアはシルエットに包まれた謎の人物と言葉を交わしたが、よく見るとその相手はどことなくリコに似た姿をしていた。
ストーリー16面ではその正体がアイコと判明。とある「役割」のために自身から別れたもう一人の自分であることも明かされた。
また、リコは自分達ディープログの住人を、ハンタープログラムを介して「ロックマンXのキャラクター」として存在を繋ぎ止めることができる唯一の存在であるということも示唆された。
以後、リコ・ヴィア・アイコの3人とプレーヤによる物語が展開されることとなる。
さらにその後のイベントにてアイコをハンタープログラム化する際にはアイコから試練を与えられるも彼女の演技だとは全く気付かずに解析作業に当たっていた。
無事に作業も終了、ヴィアとの手合わせと演技の種明かしを終えた一行だったが、それを見つめる謎の3姉弟には気が付かないでいた。
その後については各キャラの記事を参照のこと。
関連キャラクター
- プレーヤ
あなた自身。
色々と半ば押し付けられ気味な事もあるが、彼女から絶大な信頼を寄せられており、それだけでなくしっかりとサポートをする。
最初こそ感じるやかましさも、彼女から信じられている証。
- ヴィア
元管理人を名乗る存在。
リコの知らない事について補足を入れたり、ツッコミを入れたりしてくれる。だがツッコミ担当かと言われるとそうでもなく、(特にイベントで)キャラ崩壊待ったなしな言動でリコやアイコに呆れられる事もしばしば。
そんな仲のプレーヤとリコに対しても、何かを隠しているようだが……
- アイコ
リコから別れたという少女。
基本的には1番まともな常識人ポジションとして、リコとヴィアへのツッコミから、「侵食」の能力での腕試し、後に重要となる事への忠告まで様々な役回りで立ち回る。が、リコがノリノリで行うようなものでも乗り気にならなかったり、恥ずかしがったりする等、幾分かツンデレ気味。
リコから見ればやや不思議な面はあるものの元が自分だからか結構早くから信頼している。2人はよくどちらが姉か問題で揉めているが、プレーヤ的にもヴィア的にも、アイコの方が姉という認識で収まりつつある(リコとしては不服な様子)。
どちらにせよ、傍から見た2人は普通に姉妹なので、そのやり取りの多くは微笑ましいものである。
プレイアブルキャラへ
3月18日のアップデートにて、台湾版配信1周年を記念してDiVEフェス限定キャラとして実装された。ランクはS。
解析ゲージを消費することで発動する「リコディスプレイ」は召喚スキルに当たるが、スーパーロックマンやロールのように決まったものを呼び出すのではなくランダム方式で、現時点で判明しているものでは
- アルティメットアーマーのプラズマチャージショット
- 覚醒ゼロの幻夢零
- アイリスの渇望する願い(行動不能スキル)
が使える。
もう一つのスキル「リコゾーン」は、自分の周囲にフィールドを展開して敵にダメージを与える上に解析ゲージを回復させることができるが、バリアのように展開しながら移動するといった手段ができないため、運用には注意する必要がある。
その他、イベントステージのランキング上位に入賞すると入手できるスキン「桜乃リコ」は、春の季節らしいピンクを基調としたカラーリングになっている。
そして6月16日のアップデートにて『モンスターハンターライズ』とのコラボとしてハンターR(カムラノ装)としての姿を手に入れた。
その後も深紅灯のリコ、リコ・スターライトなどの季節衣装を経て、自身の専用ダイヴアーマーであるリコダイヴアーマーを得るに至る。
余談
- ゲーム内のチャットではシリーズキャラのドット絵に加えて彼女の絵文字も使用できる。10種類ほどの可愛らしいデフォルメ絵が並ぶ中、濃い顔つきの劇画調の絵もありなかなかシュール。
- ちなみにLINEスタンプとしても他のキャラと共に発売されている。
- 先述の通り明るい性格をしているが、これはXシリーズに登場するシリアスで真面目なナビゲーター達との差別化を図ったもの(→)。
- RiCOのデザインは本作のデザイン全体の監修を務める水野佳祐が新規で描き下ろしている(→)。
- コンセプトは下記の通り。
- ①元気さを表現するため、髪は短めに!
- ②サイドテールで可愛さを出す!
- ③コンセプトは軍服系などの制服!
- ④ホットパンツ着用!
- ……とスタッフから熱く語られたとのこと。制服は管理者やオペレーターなどをイメージし、電脳空間の住人を思わせる水色の髪や目になっている。また、歴代のナビゲーターとは異なる立ち位置のキャラクターなので雰囲気が変わっている(→)。
- コンセプトは下記の通り。
- 担当声優である上田麗奈は、ボイスをイメージしていた台湾側のプロデューサーの指名(→)。「プレーヤさん」という珍しい表記・呼び方は上田氏も初めてだったとのことで、面白い響きなので台詞の中でも印象に残っていると語っている(→)。
- もちろん、もうひとりのリコであるアイコの声も上田氏である。
- 海外公式サイトのBANされたプレイヤーの告知には彼女が静かに怒っている感じのイラストが用いられる。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
ハンターR(カムラノ装):モンハンライズコラボ装備。尚、声はモンハン仕様のため上田氏ではない。
深紅灯のリコ:クリスマス衣装。照れ顔がかわいい。
慶典萬謝のリコ:アジア版2周年記念の衣装。キャラ画面でしばらく見つめていると……
リコダイヴアーマー:ダイヴアーマーのリコ。
ドロワ、アンジュ、エラトとの邂逅と戦い、そして和解。
アイコの真意。
そして、自分達に世界を託してくれたヴィアの想い。
すべてが終わり、拭いきれない喪失感を感じるリコだったが、持ち前の前向きさと、これまでヴィアやアイコから学んできたこともあり、すぐに気を取り直す。
「そうです!ヴィアさん、最後に言ってましたよね!?
「お前たちの物語は、まだ終わっちゃいない」って!!!」
「きっと、また、新たなバグがこのディープログに発生するような、きっとそうだと思うのです!!!」
「そうしたら、またヴィアさんやアイコさんがやってきて、ドタバタと邪魔をする、そうに決まってます!!」
「そうですよね、ヴィアさん、アイコさん……!?」
と、一気に捲し立てた後は、まだまだ起こっているであろうディープログのバグに立ち向かうため、プレーヤと共にベースへ戻っていく。
この言葉と共に。
「これからもその修正はもちろん…
「プレーヤさんがやるのです!!!」