曖昧さ回避
- ドイツ発祥の舞曲→ワルツ
- 『魔王JR』の登場人物、蝉を主人公としたスピンオフ作品(本記事で説明する)。
- ソード・ワールドRPG新リプレイ集Waltzのこと(本記事で説明する)。
- 新機動戦記ガンダムWのOVA →EndlessWaltz
*その他あれば追加して、どうぞ
魔王JRのスピンオフ作品『Waltz』
【概要】
原作:伊坂幸太郎、作画:大須賀めぐみ
『魔王JR』から四年前の物語で、蝉が岩西と出会い成長する過程を描いている。ゲッサンにて、2009年11月号から連載中。
原作は、伊坂幸太郎書き下ろし。
街を彷徨うその少年を 彼は「蝉」と呼んだ——(『Waltz』一巻表紙より)
ソード・ワールド新リプレイ集Waltz
編著・ゲームマスターは篠谷志乃、挿画は桐原いづみ。
西部諸国はタイデルのカムカ村、孤児院に住む四人の少年少女と大食いエルフナジカ先生は、
困窮から孤児院を出され、冒険者として旅立つことに…
新ルールである簡略戦闘ルール『SEコンバット』を導入するなど、ルール面での簡略化を推し進め、「ロールプレイングゲーム」の「ロールプレイング」、キャラクター間のドラマに重きを置いたシリーズであり、同時に進行していた『猫の手冒険隊』がデータ面を強調していたのとは対照をなしている。
「かつてないほど善良」と呼ばれるプレイヤー・キャラクターが揃っており、提示された額よりも低額で依頼を引き受けようとするなど、他シリーズとは大きくかけ離れた作風が特徴。
プレイヤー・キャラクター
- キーナ
人間女性、ファイター(後にプリースト取得)。
寡黙という初期設定だったが、後に「恋愛小説が好き」とか「虫が苦手」とか乙女な設定がついた。
中の人はTRPG初体験。
「人間重戦車」ことイリーナ・フォウリーの陰に隠れがちだが、実は全ソード・ワールドリプレイシリーズ中第2位(2.0除く)の筋力の持ち主。ただしこれは能力値をある程度コントロール可能な選択ルールの賜物でもあり、完全にランダムな能力値で最大値を叩きだしたイリーナとはだいぶ事情が異なる。
- ブランシュ
人間女性、シャーマン。
肉が食べられない偏食。
メンバーに対する愛情が非常に深く、時に感情を激発されることも。
戦闘においてはディケイと並んでパーティの頭脳。
- ナジカ先生
エルフ女性、ソーサラー。
京都弁(風の訛り)で話す孤児院の教師。体型に似合わずとっても大食らい。
極めておっとりとした善良な性格。過剰なまでに。
- アイル
人間男性、プリースト/ファイター。
バード技能やコック技能も持つ多芸な弟属性。
- ディケイ
人間男性、シーフ。
他の子供達よりも少し年長の「みんなの頼れる兄貴分」。
面倒見が非常によく、世故にも長け、戦闘でもみんなをリードする兄貴。