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いずれ菖蒲か杜若

いずれあやめかかきつばた

ことわざの一つ。複数の中から最上またはより良いものを選ぶのは難しいという例え。
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※2024年6月デビューのバーチャルライバーユニット→いずれ菖蒲か杜若(にじさんじ)

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概要編集

花の菖蒲アヤメ)と杜若カキツバタ)はどちらも似ていて区別をつけ難いところから、いずれも優劣をつけにくく、どちらか一つを選ぶのは難しいという例えである。特に複数の美女が関係する場合に用いる。単に区別がつかないという意味で使われることもある。


語源編集

平安時代末期の武将源頼政を退治した手柄を上皇に讃えられ、褒美として以前から憧れていた菖蒲前という美女を娶ることとなった。しかし上皇は宮廷から12人の美女を集めて「この中から誰が菖蒲前か言い当てて選んでみよ」という悪戯を仕掛け、すっかり困り果てた頼政が上皇に詠んだ短歌五月雨の沢辺の真薦水越えて いずれ菖蒲と引きぞ煩ふ※」に因む。


※「五月雨で水かさが増してマコモも水面下に隠れてしまい、どれがアヤメなのか分からず引き抜くのを躊躇してしまう」という意味。


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ことわざ 両手に花 究極の選択 贅沢な悩み

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