概要
公式設定
ディアボロモンの幼年期クラモンが大量に融合し、突然変異を起こし誕生した超究極体のデジモン。
ディアボロモンは自らを大量にコピーする能力を持っていたが、それでは本来持っている能力を下げてしまう特性があった。
しかし、幼年期を大量に発生させ融合させることで、能力を分散させるのではなく、1個体に凝縮させることでディアボロモン以上のパワーを得ることができた。また、ディアボロモン系デジモンは光にも闇にも属さない特殊なデジモンである。
必殺技は背部から上空にエネルギー弾を放ち、四散したビームを雨の様に降らせる『ブラックレイン』と、大きく開けた口から放射する破壊のエネルギー波『アルティメットフレア』。
劇中での活躍
お台場にて全てのクラモンが結集した巨大なデジタマより誕生し、直後ゲートを突破してきたオメガモンとの交戦に入る。
オメガモンがディアボロモンとの戦闘やゲートを強引に破った為に多少消耗していたとはいえ、ガルルキャノンの連射にも全くダメージを受けずに圧倒。顔面にグレイソードを突き立てられて上に口内にガルルキャノンを数発喰らっても無傷で、逆にアルティメットフレアを至近距離から放ちオメガモンを倒してしまった。
続くインペリアルドラモンとの戦闘でもポジトロンレーザーやギガデスを受け付けず終始圧倒するが、オメガモンの力を得てパラディンモードとなったインペリアルドラモンのオメガブレードでクラモンに分解されて倒された。
その後の作品での活躍
デジモンストーリー
コアフィールドの中ボスとして登場するが、ただし、ラスボスの前座なのでそこまで強くはない。
デジモンセイバーズ
短編映画「3Dデジモンワールド 危機イッパツ!」のラスボスとして登場。デジタルワールド中のデータを食い散らかしていた元凶で、今作でもクラモンの集合体という設定。
成熟期であるはずのジオグレイモンとガオガモン相手に敗北して暴走が止まると呑み込んだデータを吐き出してデジタルワールドを元に戻した。
進化系統
余談
デジモン図鑑では上述したように解説文にて「超究極体」であると記載されている唯一のデジモンである。
誤植やVテイマー01やデジモン図鑑におけるデーモンの解説の超究極体とは意味合いが違う可能性もあるが、上述したスペックと設定的には超究極体と言っても差し支えない存在とはいえるだろう。