インディアン座
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いんでぃあんざ
主に南半球で見える星座のひとつ。
その名の通りインディアンをかたどった星座で、南アフリカ、東南アジア、東インド諸島といった地域の先住民を模しているとされる。でも星の並びは上半身部分に漢字の「人」を思わせる暗い星がいくつかある程度で、これで人型をなぞるのはかなり難しい。
特定の個人でこそないが、神話や伝承ではなく実在する人(たち)をモデルにしているという意味では唯一の星座である。実はかつてアンティノウス(ローマ皇帝ハドリアヌスに仕えた奴隷の少年)の星座も作られた事があるのだが、こちらは1922年の国際会議で「そんなもん認められっか!」とボツにされてしまった。
ちなみにアンティノウス座があったのはわし座の下。どっちも鳥の星座の近くにあるわけだが、これはなんの偶然だろう?
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