概要
古代の時代に存在した地球の王国。地場衛の前世、プリンス・エンディミオンの故郷。美しい自然に囲まれ、中心部には聖地エリュシオンがある。
かつては月の王国と共存していたが、クイン・メタリアの悪しきエナジーの影響で「月の人間は地球を一方的に監視している」と考えるようになり、幻の銀水晶のもたらす無限の力と不老長寿を求め、月の王国を侵略して滅亡した。
クイン・ベリルとダーク・キングダム四天王も元は住人だった。
第一期時点では月の王国の人間に「地球国」と呼ばれており、ゴールデン・キングダムの名前は原作漫画第四部で初めて明かされる(テレビアニメ『SuperS』では確認できない)。
現在はエリュシオンのみが残され、神殿のみ確認できる。
アニメイトカセットコレクションでは「安らぎの井戸」と呼ばれる異次元空間に繋がる穴が存在し、中を通った者は誰一人生きては戻らなかったために恐れられていた。
原作漫画での設定では、地球を外側から護る月の王国シルバー・ミレニアムに対してゴールデン・キングダムは地球を内側から護る役目を担っている。
それはどちらの王国も滅びた後の現世でも続いており、おそらく前世からの施設である神殿は本編時点でも稼動している。
シルバー・ミレニアムの「幻の銀水晶」のように、ゴールデン・キングダムも「ゴールデン・クリスタル」を守護していたが、王国が滅ぶ遥か昔に封印されたので、知る人間は殆どいなかった。