概要
澤井啓夫原作の漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の登場キャラクター・首領パッチが、作中で使用した武器…というかただのネギ(長ネギ)。ボーボボとの融合した姿であるボボパッチも同じく使用する。
作中、敵対する毛狩り隊との対戦に際して首領パッチが仲間のビュティに対して唐突に「ドンパッチソードを貸せ!!!」と要求する。ビュティはそんなものを持っているどころか名前を聞くのも初耳で、代用品(?)として偶然持っていた長ネギを差し出すが、首領パッチは「おお!!!ドンパッチソード!!!あるじゃねーか」と発言し、ネギを得物に相手に挑みかかる…というもの(この後、1コマもかからぬ内に瞬殺された)。
因みにこの直後「ドンパッチハンマー」なるものも登場するが、こちらもドンパッチソード同様ただのネギである…のだが、再び同じ相手に挑みかかった際には何故かソードのときとは違い圧勝(アニメでは接戦)している。更に類似の武器(?)としてところ天の助の魔剣ダイコンブレードがある。
派生(?)
ネットが普及し始めた頃、BLEACHの井上織姫がネギを振り回す動画にフィンランド民謡「Ievan Polkka」を当てた動画が日本のネットユーザー間で話題となり、更にVOCALOID2「初音ミク」によって同曲をカヴァーした動画においても同じくネギを振り回す描写が登場し、そのシュールさからネギに対するギャグ的なイメージが定着するようになる。
(この風潮に関してはネット以前から存在するともされるが、ここでは割愛する)
そうした中でも、その形状から常々武器として使われる例も多かったためか、本作での「ドンパッチソード」という武器としての名称が日の目を浴びることとなり、現在に至る。pixivにおいては、首領パッチより初音ミク関係のイラストが大幅に多いのは止むを得ない現象である。全てはネギ被りがいけないのです。
関連タグ
首領パッチソード(表記揺れ)