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概要編集

バーチャルネットアイドルとはちゆ12歳から始まり、インターネット上のオタク文化を牽引した一大コンテンツ群。略称は「VNI」。

実体を持たないバーチャルアイドルと、インターネットでの活動をメインにするネットアイドルを掛け合わせたもので「実体がなくインターネット上にだけ存在するアイドル」という設定になっている。


ページをフレーム分けした「VNIフォーマット」と呼ばれる形式のサイトが多かったが、それとは異なり独自のスタイルを持つVNIもいた。また漫画を載せていたり閲覧者からのアンケートを中心にしたりと形式は様々。ちゆのファンブックでは「フレーム分けして萌えキャラ置いて、○○歳って付ければそれでVNIだ」とかいう乱暴な事を言う執筆者もいた。


歴史編集

ゼロ年代初頭のメインだったいわゆる「フォント弄り系」とは違い、淡々とした口調でクソな程濃いオタクネタを垂れ流す独特なスタイルでちゆ12歳がまずブレイク。そこに追随する形で「バーチャルネカマアイドルゆき14歳」「バーチャルネット微生物みじん子0.3mm」など様々な二番s…ゲフンゲフンフォロワーが次々と生まれていった。


そこから版権キャラをVNI化したりネトゲの話題をメインにしたり、保管庫となったVNIアンテナサイトには連日新しいVNIが登録されるようになった。…のだが、「アクセス数さえ稼げればいい」と言わんばかりの粗製乱造が相次ぐようになり、耐えかねたアンテナサイト側が更新停止を発表。そうなると新規VNIはガクンと減り、既存VNIも飽きて更新放置するようになり、ほんの数年でブームはすっかり冷めてしまった。


ちなみにブーム終焉より少々前からちゆ自身は商業媒体の仕事をメインとするようになり、VNI業界の衰退にはそれほど巻き込まれてはいなかった。


その後現れたVTuberはこれの動画版ともいえる。


関連項目編集

葉鍵系 - 版権キャラVNIの最大手。使用キャラをめぐってユーザー同士のいさかいが絶えなかった。

シスプリ系 - 同じく大手版権キャラVNIジャンル。こっちは逆に「可憐と可憐と可憐の座談会」のように同キャラ使用者同士がやたら仲が良かった。


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