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ちゆ12歳

ちゆじゅうにさい

ちゆ12歳とは、2001年に開設されたウェブサイトの一つ、もしくはそのウェブサイト上で作り上げられた架空のキャラクター。
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サイトの概要編集

正式名称は「バーチャルネットアイドル ちゆ12歳」。2000年代初頭のテキストサイトの流行を代表するサイトのひとつである。

2001年2月14日設立の老舗サイト。


時事から特撮番組、漫画アニメなどのさまざまなネタを扱い、その知識の深さと文章の面白さから2001年の3月から5月にかけて徐々に人気が広り、テキストサイトのポータルサイト「ReadMe!」のランキングでは2位を維持するようになった。


活動はウェブ上に留まらず、商業誌でも連載を行なっている。商業での執筆活動が増えてからは更新頻度が落ち、サイト自体の運営は滞っているものの(サイトの創設日とエイプリルフール以外ほとんど更新がないような年もあり、本人も「ウェブ廃墟」と自虐していたことがあった)、2023年現在も閉鎖・更新停止されず緩やかに継続している。


「ちゆ」の概要編集

12歳12年目

声:桃井はるこ(『ネットランナー』創刊5周年記念企画OVA「ねとらん者 THE MOVIE」で担当)


ピンク色ツインテールメイド服風のエプロンドレスを着用している。麻雀牌を模した髪飾り(向かって右側が「ハツ」、左側が「中」となっている)と、頭の上の天使の輪が特徴的。目は濃い青色(ネイビー)で描かれている。


名目上は彼女がサイトの管理人を務めていることになっている。…12歳なのに18禁コンテンツの内容について語ったり、2001年時点で12歳だとしても古すぎるネタを知っていたりするが。

公式のTOPには「仮想世界に生きる”電子の妖精”ちゆといいます。実体を持った女性よりも空想の美少女が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。」とあり、サイト内に掲載されているちゆのイラストは全て「写真」ということになっている。


バーチャルアイドルネットアイドルのあいの子」であるバーチャルネットアイドルという新ジャンルを築き、その後多くの個人テキストサイトや漫画等創作の場においてのフォロワーを生み出すこととなった、

2003年には雑誌付録としてフィギュア化、翌年にはOVAに出演し、インターネット以外でも認知されるようになった。


本人によれば、サイト開設当時「ちゆ」というハンドルネームで活動する人物やキャラクターは確認できず、「ちゆ」を女の子の名前とするのは苦しくないかという不安を抱えながらのスタートであったとのこと。→当該の記事


2018年に入り、バーチャルYouTuberとしての活動を始める事を発表(※本人は「バーチャルネットアイドルであるから、今YouTuberデビューしたら実質的にバーチャルYouTuberになる」という趣旨の説明をしている)。同年2月13日から動画投稿を開始した。

スタイルとしてはバーチャルYouTuberの主流とはまた違う、「ゆっくり解説」に近いもので(音声も「ゆっくりボイス」である)、主に過去にサイトに掲載した記事や関連する内容を、動画としてわかりやすい形に仕立て上げたものとなっている。本人も「バーチャルYouTuberというよりも、岡田斗司夫になると思うのですよね……。」とコメントしている。

2019年まで不定期に動画が投稿されていた。

なお、開始宣言の際に掲載されたイラストからは、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんのファン、もしくはその活動に触発されたことが見受けられる。


関連タグ編集

二次元 バーチャルYouTuber

野々宮舞 - 中の人繋がり、年齢12才のアイドルであるという点も共通している。


外部リンク編集

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