ヒキ
0
ひき
谷菊秀原作、黒岩よしひろ作画の漫画作品「鬼神童子ZENKI」に登場するキャラクター
蟇(ひき)
犬神四天王の一人で主・犬神狼の守役でもある。
黒いスーツを着た痩身の不気味な男。最初の刺客として登場。
邪言霊(まがことだま)の使い手で必殺技｢螺旋(らせん)｣「魑刃骶(ちばしり)」は人間だけでなく鬼神前鬼の胴体をも容易く貫く程の威力と高いホーミング性能を有する。
前鬼のルドラで重傷を負うも再生し、影荒野の術者達を皆殺しにした。その為、憑依神のベースとなる「生命を持つ欲望のかたまり」の誕生を止められる者が居なくなった。
それ故に、犬神が倒された後のストーリーに登場する憑依神誕生の元凶でもある。
憑依の実の力を取り込む事で邪玄武王となる。この形態は金剛光角が通じない程の硬度を持つ「邪玄武装甲」という甲羅を纏い、邪言霊も自我を持つようになる。
3番目の姿は邪玄武王・再生。触れた者を結晶化させる「黒呪氷」や、重力を捻じ曲げる「暗黒邪装弾」を使う。影高野を皆殺しにする際にこの形態となった。
最終形態となる魔神・邪玄武王の外見はフリーザに近く、4番目の姿である点も共通。
アニメ未登場。その為、アニメ版では影高野が健在のまま推移した。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見る
pixivに投稿された小説
すべて見る
最果ての国の物語【ヒサキ18歳】お祝いではなく感謝を込めて【前編】
さて、もうすぐ【最果てシリーズ】の主人公である双子の誕生日な訳です。そんな誕生日に向けて、SS書こうと思ってたらッ……先輩達が頑張り過ぎてSSじゃなくなった件wwwwww 後編はコチラからどうぞ→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7033097 因みに、因みに【テイカ18歳】星降る夜のシンデレラ【前編】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6955495)の後の話となります。が、読まなくてもお判り頂けるように頑張った！！……つもりです♪ 今回！！【最果て】シリーズにおける通貨単位【エルス】が初めて出て来ます♪考えてくれたのは、創作仲間ののりちゃん(http://www.pixiv.net/member.php?id=10612991)とかきちゃん(http://www.pixiv.net/member.php?id=2209895)です！！こういう細かいところまで決まって行くと……何だか嬉しいですよね/////// ☆☆☆キャプション劇場☆☆☆ ※ 本文よりも三年程前のお話♪ ミコト「ちょっとッ……アンタ達二人とも、なんで部屋着が団支給のトレーニングウェアなのよ！！？」 ヒサキ「動き易いので」 ラングレー「取り敢えず、着れるので」 ミコト「ガッデム！そうじゃないッ……いつも、制服ばっかなのよ！？私服ぐらいちゃんとおしゃれしなさいよッ！！」 ノリト「あー……そこらへん、ミコトって拘りすごいもんなあ……」 ミコト「のんちゃん拘りなさすぎなのッ！！っていうか、なんなの！？のんちゃん二号と三号が現れたって思えって事なのッ！？素材が殺されてるッ……せっかく、外見いいのにッ……」 ヒサキ「えっと……すみ、ません……」 ラングレー「駄目、でしたか……」 リラン「まあまあ、ミコト……落ち着けって。凹んだじゃねえか……まあ、でも確かに……トレーニングウェアじゃ寛げないよなあ……しゃあない。貸してやるか」 ノリト「あ、俺も、もう小さくて着れないやつあったと思う……持って来てみよう」 ミコト「……（嫌な予感しかしないけど、面白そうな事が起こりそうだから黙って見ときましょ）」 ～～～数分後～～～ ヒサキ「確かに！これは楽ですね！！」 ラングレー「……ですが、大きくて……ズレ落ちて来るのが難点です……これを着こなせる様に、鍛錬を積まねばならない訳ですね」 リラン「……予想外に、でか過ぎて……なんかッ……あれだな！……彼女出来て、彼シャツとかさせたら、こんな感じなのかなッ……想像膨らむな！！彼女欲しくなるなッ……」 ノリト「……俺の、服がッ……ブカブカッ……俺の方がッ……男らしいって事だよな！！」 ミコト「いい加減目を覚ましなさい。妄想変態。のんちゃんも……十歳以上年下の子と体格張り合って喜ばないでよ大人げない……取り敢えず、証拠写真ゲットして……送信☆」 リラン「……？ミコト、何処に送信したんだ？」 ノリト「……え？送信……？ってか、何撮ってるんだよ！！まさか、同人誌のネタにするつもりじゃないだろうな！！？」 ミコト「安心して。餌食になるのはアンタ達だから☆」 ※ 翌日、ヒサキとラングレーあてに大量の部屋着と、リラン＆ノリトには呪いの手紙(差出人不明)が届きましたとさ☆9,283文字pixiv小説作品
最果ての国の物語【最果て】初雪の喜びを【最腐】
ミコト、リラン、ノリト19歳 ユギ18歳 カキ17歳 テイカ、ヒキ8歳 スイル6歳 までは判るんですけど、モモは何歳なんですかねッ！！？ 会話形式だったり、小説になったりしてます♪気の向くままに書きなぐったので、とりあえず雰囲気だけ楽しんでもらえたらと思いますwww7,149文字pixiv小説作品
最果ての国の物語season2【カキ、ノリト】サプライズ・ラッシュ【ヒキ】
こんにちは！ゴールデンウィークと言いつつ、普段と別段変わらない生活を送っております、梨藍です。でも、ちょっと書ける余裕が出て来たように感じておりますwww 今回の副題、カキとノリトの受難とでも言いましょうか……何故、受難にしなかったのかと言いますと、恐らく、今回の事を受難と言ってしまったら、これから旅に出た暁には、災難続きになってしまう予感しかしなかったので、受難という言葉を残す為、敢えて回避した次第でございます。頑張れ、カキとノリト！負けるなッ！！！ 色んなところで繋がり出した、最果てシリーズ……今回のお話しは、今までアップして来たものを読んで下さっている方には「ああ！あの話とリンクしてるんだ！」という、アハ体験をして頂ける内容になっているんじゃなかろうかと思っております。 だがしかし！どの作品かは、言えません。なぜかって、私もどれとリンクしているのか、把握できていないからですッ！！ 「こことリンクしていたよ～」なんて判って下さる方は、神サマですね！！！ というわけで、書いてる本人も、どことリンクしているのか判らない……そんな感じなので、初見の方にも優しくなっているのではないかと思います。 お茶のお供に、気軽にお楽しみくださいませ♪7,517文字pixiv小説作品
最果ての国の物語season2【ヒキ18歳】導(しるべ)と鍵と契約者【ミズチ領】
どーも。こんばんはカルノです。なんかよくわかんねえけど、説明しろって言われたんだけど、何説明しろっていうんだよなあ？っていうか、なんかシリアスになってて、読んでると気分が暗くなるからなんか明るくなる話しろとか言われたんだけど、書いてるのオマエじゃんかって、ツッコミたい。っていうか、カガヤ！！カガヤが出ないからいけないんだよッ。 俺は、こういうのどうでもいいの！！それより早く帰ってカガヤのピ―を、ピ―してピ―――――――…… あらあら、ごめんなさいね？カルノったら、説明もまともに出来ないなんて情けないったらないわね。こんばんは……でいいのかしら？シアンシュよ。そうねえ、シリアスな雰囲気を払拭する様なお話し……そうだわ。なら、貴方はこんなことを知っていて？カルノがカガヤから貰っていた剣だけれど、【神殺しの剣】なんて名前だったでしょう？あの剣の本当の名前はね、そんな大層なものではないのよ？ １．コシヒカリ ２・ササニシキ ３・ヒトメボレ さあ、本当のお名前が次のどれか……貴方には判るかしら？ ☆正解は、webで！ 表紙は、前回と引き続き、オリハラちゃん(https://www.pixiv.net/member.php?id=10612991)が描いてくれたものを使用しているわ。……でも、これって、私とキリエが載っていないのよね。悲しい限りだわ。10,732文字pixiv小説作品
最果ての国の物語【ヒサキ18歳】お祝いではなく感謝を込めて【後編】
【ヒサキ18歳】お祝いではなく感謝を込めて【前編】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7018415)の続きです♪えらい長くなってしまったorz なんか、終わり方がこれじゃない感が凄いです。。。それでなくても、一日遅れたというのにッ…… 表紙はのりちゃん(http://www.pixiv.net/member.php?id=10612991)が描いてくれたものを使用しました♪ありがとう！！ ☆☆☆キャプション劇場☆☆☆ ショウ「あ、そうか……今はサキちゃんなのか……ややこしいな……」 サキ「ごめんね、ショウくん……」 ショウ「いや……この際だから、“サッちゃん”て呼ぼうかな。そしたら、混乱しなくて済むし！」 サキ「じゃあそれで！」 ……こうして、ショウはサキを“サッちゃん”と呼ぶようになりましたとさ☆ 因みに、ラングレーとヒキ皇女殿下の場合…… ラングレー「すまし、お茶飲むか」 ヒキ「ねえ、何で私の事を“すまし”で、テイカの事を“ヘタレ”って呼ぶの？」 ラン「お前は、いつもすましている。あいつは、サキに会いに来ることも出来ない根性無しだからだ」 ヒキ「……まあ、プライベートだけだからいいけど……公でそう呼ばない様に気を付けてね？」 ラン「問題ない。外では話さない」 ヒキ「え？」 ラン「ショウが言っていた。お前達二人は、中々自由になれないから愛称で呼び合う様な友人もいないと」 ヒキ「……もしかして……ラン……愛称のつもり……？」 ラン「プライベートに、身分は関係ないからな」 ヒキ「判りにくいなッ」 ※ 多分……なんやかんや言いつつ、テイカとヒキにとってラングレーは良い友人なのかな……と、想像してみたり☆20,724文字pixiv小説作品
ロイヤルサンド【最果て】【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】１
【最果ての国】シリーズ、再始動！！な、イメージなので……改めまして、はじめまして、こんにちは♪ グループ創作で【最果ての国】シリーズを楽しんでいます、原作者ではなく、幻策者のりらんですwww今回から、新シリーズ【ロイヤルサンド】を公開していきます♪ 【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】２(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8185046) 【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】３(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8197575) 【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】４(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8220446) 【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】５(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8240636) 【ロイヤルサンド】理想の騎士である為に【ヒサキ18歳】６(終)(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8253026) え？何で原作者じゃダメなのか？？うーん。このシリーズに限っては、私一人のアイディアではなく、創作相方みこと(https://www.pixiv.net/member.php?id=7420736)はもちろん、仲間であるのりたまちゃん(https://www.pixiv.net/member.php?id=10612991)、かきちゃん(https://www.pixiv.net/member.php?id=2209895)、いおりちゃん(https://www.pixiv.net/member.php?id=4803349)、きりとがちゃん(支部ではオウムちゃん：https://www.pixiv.net/member.php?id=8880113)などなどの多くの仲間と一緒に作り上げた世界やら、ツイッターやらで呟かれた萌えを、私が拾い上げて取り敢えず形にしている……というスタンスを取っているので、原作者を名乗るのは恐縮してしまってwww まあ、「物語構成担当」とでも思って頂けると嬉しいです♪ 今回は、ツイッターでも大いに反応頂いております、ロイヤルサンドの小話を沢山あげていけたらなと考えております！ ツイッターで、のりたまちゃん(https://twitter.com/i/moments/863973306910646273)が滾るものをあげてくれておりますので、こちらも併せて是非ッ！！！表紙もこちらでアップされているものを使用しています♪ ロイヤルサンド、旨すぎるwww ☆☆☆簡単なキャラ紹介☆☆☆ ヒサキ→本作の主人公。黒曜の騎士団 特殊部隊 第一小隊所属。とことん明るく、正義感の塊。 テイカ皇子殿下→コウジュ皇国 第一皇子殿下。文武両道、頭脳明晰で、第一王位継承者。来年の1月、王位を継ぐ事が決まっている。中々の策士。 ヒキ皇女殿下→コウジュ皇国 第一皇女殿下。テイカ皇子殿下の双子の妹。すごく美人で、物腰が柔らかい。けど、ヒサキに対しては案外攻める。5,561文字pixiv小説作品
【最果て】未来編【最腐】【最腐】Bond of the imitation【幕間】
滾って書いてたら、前中後で終わりそうになかったので、【幕間】なんて書いてしまった次第ですwww 【最腐】Bond of the imitation【1】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6365725) 【最腐】Bond of the imitation【2】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6386188) 【最腐】Bond of the imitation【3】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6441800) 【最腐】Bond of the imitation【4】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6454935) 【最腐】Bond of the imitation【5】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6514579) の幕間です♪時系列無視な、雰囲気で感じてくださいと無理なお願いをしてみたり！！ 新キャラアーヴァインを活躍させたくてwww書いてしまったwww 今回、話の中で“テイカ国王陛下”なる記述がありますが、もしかしたら、本編の辿る道を知っている人からしたら「え？ヒキの間違いじゃ……」と思うかもしれませんが、間違ってませんよ～♪ シリアスまっしぐらな、今回の話……ってなわけで、今回初出のアーヴィン隊に癒して頂きましょう♪ ☆☆☆キャプション劇場☆☆☆ 【とある隊員のお話】 え？うちの隊長っすか？そりゃもう、“漢”と書いて“オトコ”と読む勢いの良い男ですよ！！ 現場主義貫いてるお方です。……え？イケメン？？そんな軽い言葉で片付けて欲しくないっすね！！ 俺達【アーヴィン隊】の面々は、おやっさん直々にスカウトされたヤツしか入れないんです。 あ、おやっさんっていうのは隊長の事ッス。 「同じ釜の飯食ったら、全員家族も同然じゃ」 ってのがおやっさんの考えで、若い連中には“じっちゃん”って呼ばせてるんです。 前王に頼まれて、キユウ殿の隊と一緒に王族の護衛にも付いてました。あ、今でも俺らは付いてますよ。キユウ殿は今じゃもう元帥ですからね。ああ、その護衛ってやつも渋々だったんですけどねえ……ほら、おやっさんは現場主義ですから！！ 数年振りに新人が入ってきたんです。最初はなよっとしたヤツで心配してたんですけど、これがまた中々骨の有るヤツで……流石、おやっさん！！見る目ありますよね。アンタもそう思うでしょ！！？ うちの隊、滅多に新人入れない分、アットホームな感じになるんですけど、その新人……まあ、うちの隊の末っ子みたいなヤツっすね。最近様子がおかしいんですよね。どうしたんだろう？ 今度、おやっさんと隊の皆で呑みに連れて行ってやろうって、計画立ててるところです。 おっと、おやっさんが呼んでる！ちょっと行って来ます！！じゃあまた！！！ ※ 今回の表紙は、のりちゃん(http://www.pixiv.net/member.php?id=10612991)が書いてくれました☆毎度、ネタと共にありがとう♪3,727文字pixiv小説作品
最果ての国の物語【ユギ21歳】隠匿成すは誰が為ぞ【スイ9歳】
久しぶりに、最果てシリーズの本編……と言いますか、核心に迫るものをアップです！ 【ヒキ・サキ11歳】偽りの姫君【出会い１】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4260646) 【キユウ21歳】守る為に【だから、きっとギリギリセーフ】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4269311) 【ユギ21歳】キョウダイについて【サキ11歳】(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4264656) 【最果ての腐】陽だまりのキミへ(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4807322) ……と、縁の深い話となっております。あれおかしい……本当はこんな真面目な話にする予定じゃなかったのに！！だから、キャプションで荒ぶってやるッ！！ ユギ「oO(外見は、キユウに似てるんだよね……やっぱり叔父と姪……でもさ、今は俺と同じ金髪碧眼でしょ？……ハッ！！これって美味しくない！？何か、俺とキユウの子供みたいじゃない！！？)」 スイ「兄さま、どうしたんだ？」 ユギ「あのさ、スイ……一回“父さま”って呼んでみて？」 スイ「？？？(キョトン)父さま……？？」 ユギ「oO(良くない！？これ、良くないッ！！？：スイに見えない様にガッツポーズ)スイ、もう一回……」 スイ「？？？？？？父さま…………？？？？？？」 ユギ「うん、いい響きだね……」 ～～～しばらく、ユギの脳内とお付き合い下さい～～ もぶ夫「スイさんをお嫁に下さい！」 ユギ「だがしかし断るッ！！」 もぶ夫「そんなッ！！俺は本気なんです！！！」 ユギ「本気だったらさ、ちょっと頭に付けたら空飛べるような竹トンボ作ってよ。それくらい簡単だよね？本気なら(ﾆｯｺﾘ)」 ～～終了～～ ユギ「俺の目の黒いうちは、スイは嫁には出さないよ？」 スイ「？？？兄さまの目は、みどり色じゃないのか？？？(混乱)」 シアンシュ「その前に、ちょっとお待ちなさいな。それで行くと私、スイのおばあちゃんになってしまうじゃないの。それは嫌よ？私、母親がいいわ」 ユギ「いいじゃない別に、俺に譲ってよ」 シアンシュ「息子のお願いでもそれは無理な相談ね」 ユギ「だがしかし、断る！！」 シアンシュ「あらユギいい度胸じゃない？(ﾆｯｺﾘ)今日は模造刀で相手をしてあげるわ」 ☆親の座争奪戦開始でござるwwwwwwwなんてこったいwwwwwwこんな内容にしたかったのに、軽率に書き始めたらシリアスになるわ、キユウ出張って来るわの大誤算wwww まっこと申し訳ないッ！！！ スイ「母さまも兄さまも強いなあ(尊敬の眼差し)」 キリエ「あはは、二人とも良い歳して、何をやってるんだろうね？さて、スイ……スイは父さまサキ姉さまと一緒に、お茶にしようか？」 スイ「はい！(喜色満面の笑み)」 「「だめ、抜け駆け！絶対！！」」8,449文字pixiv小説作品
最果ての国の物語season2【ヒキ18歳】歩むべき道【ミズチ領】
取り敢えず、あの金髪は滅べばいいと思うんだよね。人の妹なんだと思ってるんだって話だよ……え？俺？ああごめん、ユギ・エル・ウォーダンだよ。ちょっとそこのキミ、静かにしてね？スイがやっと寝たところなんだから。 スイは、7年前色々と事情があってね。うちに養子として来たんだよ。養子だから何？って感じだけど……俺にとって、スイが可愛い妹には違いないからね。 ただ、やっぱり血の繋がりって侮れないよね……テイカ殿下が亡くなった……らしい。らしいっていうのは、どうしても俺自身、実感が沸かないから。闊達で、聡明な方だった。王都で一体何が起こってるのかも気になるけど、先ず優先すべきは妹達の事だ。これだけは譲れない。スイは、元々やんごとなき血筋……テイカ第一皇子殿下の実妹だからね。記憶は隠ぺいされてる筈なんだけど、何かを感じ取ったみたいで随分取り乱してたよ。今は、落ち着いて来たけど、でも……まだ少し危ない感じがする。 もう一人の妹、サキも心配なんだよね。……でも、信じてる。落ち込んだままじゃ終わらない。絶対に、立ち上がれる子だから。不幸を、不幸で終わらせない筈だよ。とはいえ、心配なものは心配だからね。ちゃんと見守るつもりだよ。 ヒキ様は……きっと、今必要なのは俺じゃなくて母さんの方なんだろうなって思う。 表紙は、ヒキ様が自分と向き合う話だからってことで、みこと(https://www.pixiv.net/member.php?id=7420736)が描いてくれたよ。9,149文字pixiv小説作品
