曖昧さ回避
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概要
ミカン科の植物。主にフレーバーとして使われ、アールグレイの香りの元としても知られる。地中海沿岸を中心に栽培されている。
産地
イタリア、南フランス、モロッコに分布。特にイタリア南西部カラブリア州が一大産地で、世界全体の生産量の90%を占めるとされる。特にレッジョディ・カラブリアは特に有名な産地。
もともとはカナリア諸島原産で、コロンブスがこれを発見したと伝わる。これがイタリアやスペインにもたらされ、各地に広がっていったと言う。
また名の謂れは諸説あるものの、イタリアの小さな町・ベルガモが由来と言われ、ここでこの木が初めて栽培されたという。
外見
春に白い花を咲かせる。11月から3月に果実がなる。レモンやライムに似てやや丸形、あるいは丸形か洋梨型を呈し、表面にはぶつぶつの凹みがある。フレーバーはこの皮から採る。
起源については、スイートレモンないしスイートライムとオレンジ、あるいはレモンとビターオレンジを交配して出来たなど諸説ある。
食用には適さず、専らフレーバーの元となる精油を採るのが主。
香りの特徴と効能
香りはエレガントで柑橘系の香りの他、フローラルな特徴もあわせ持つ気品あるもの。緊張の緩和やリラックスに効能が見られる。