概要
「ポンカン」は、ミカン科の柑橘類である。
果実の重量は大凡120~150gで、完熟すれば橙色となり、さわやかな甘みと果汁を含み、果実はやや大きく甘味が強く、皮はあまり固くないので剥きやすく、「ミカン」と同じように外の皮さえ剥けば小袋のままで容易に食べることが出来る。
その形状から「凸柑」とも書く。
インド原産で、日本には明治中期頃に鹿児島へ伝わってきたとされている。
日本での生産地は九州・四国地方で作られているが、台湾からの輸入も多い。
由来
「ポンカン」の「ポン」は、インド西部の地名「Poona(プーナ)」が由来であるといわれている。
「Poona」を音写したものが「椪柑」の「椪」で、中国音で「ピエン」と発音される。
これを日本で「ポン」と発音し、「ポンカン」となった。
「ポンカン」の「カン」は、オレンジなどの柑橘類をさす「柑」からである。
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離婚調停:松井優征作の読み切り作品のタイトル。作中に巨ポンカンが出てくる。