概要
マイケル・ジョセフ・ピアッツァ(Michael Joseph Piazza、1968年9月4日 - )
イタリア系アメリカ人である。日本語表記は「ピアッツァ」のほか、マスコミによっては「ピアザ」「ピアッザ」「ピアーザ」「ピアッツア」と表記されることもある。
1988年のドラフトでドジャースから62巡目(この年に1433人指名され1,389番目)に指名された。これは父がラソーダ監督の知り合いであったことからなるラソーダの意向によるお遊び指名というのが通説である。
1993年のレギュラーシーズンは149試合に出場し、打率.318・35本塁打・112打点を記録した。MLBオールスターゲームに選出され、新人王を満票で受賞した。
以後、MLB史上屈指の強打の捕手として名を馳せる。
1997年は打率.362・40本塁打・124打点を記録し、捕手として史上3人目となるシーズン40本塁打を記録するなど自己最高のシーズンとなった。
2008年5月20日に現役引退を発表した。
2016年殿堂入り、同年メッツは背番号『31』を永久欠番に指定することを発表した。
引退後は2009 ワールド・ベースボール・クラシック、2013 ワールド・ベースボール・クラシックのイタリア代表のコーチに就任している。2020年の欧州選手権および2021 ワールド・ベースボール・クラシックのイタリア代表監督への就任に合意したことが発表された。
2022年3月23日、2023 ワールド・ベースボール・クラシックのイタリア代表監督に就任。
MLB通算成績、1912試合、2127安打、427HR、1335打点、打率.308
ピアッツァは日本でも名が知られている選手である。野茂英雄が渡米した際にはドジャースの正捕手として、また、新庄剛志がメッツに入団してピアッツァとチームメイトになった際にも、日本で新聞やニュースで報道されていた。
チーム歴
ロサンゼルス・ドジャース (1992 - 1998)
フロリダ・マーリンズ (1998)
ニューヨーク・メッツ (1998 - 2005)
サンディエゴ・パドレス (2006)
オークランド・アスレチックス (2007)