ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
ろしぇふれいんゆぐどみれにあ
「あの、戻ってきたら……僕のゴーレムを見て貰えませんか!?
今度は、上手く出来たと思うんです!」
スペル | Roche Frain Yggdmillennia |
---|---|
身長 | 152cm |
体重 | 45kg |
誕生日 | 9月15日 |
年齢 | 13歳 |
血液型 | 0型 |
イメージカラー | 薄い灰色 |
特技 | ゴーレム作り |
好きなもの | ゴーレム |
苦手なもの | 小賢しい人間 |
天敵 | アヴィケブロン |
CV | 加藤英美里 |
黒のキャスターのマスター。
若冠13才ながらゴーレムの作成に長けた天才児。
彼の生家であるフレイン家は人形工学において名の知れた一族で、生まれた子供の養育をゴーレムに任せ、刻印の移植が可能になるまで工房からほとんど出る事もなく、一度も顔を合わせることさえしないという魔術師の中でも特に異色な教育方法をとっていた。
そんな奇矯な教育を受けた彼は父母の顔は覚えていないのに、自分を世話したゴーレムは形状の一つも残さず記憶しており、人間に対して興味を持てない少年として成長した。たとえそれが如何なる魔術師であろうと例外ではなく、彼にとっては一般人と大差は無い。言葉を交わすのに不自由は無いし、他の魔術師と取引や貴重な材料を巡って殺し合いをすることもあったが、そこに人間同士の心の交歓は一切なく、犬猫が喋っているのと変わりはなかった。
だが自分を遥かに上回るゴーレムの作り手であるキャスターは別で、その技術に感服し、常自身を上回るゴーレムの大家であるキャスターを『先生』と呼び慕っており、絶対的な信頼と崇拝をするようになる。
既に彼にとって聖杯大戦もキャスターの教えを授かるのに邪魔なイベントでしかなく、仕方なくダーニックの命令で参加し、『先生』により自分を指導してもらうべく聖杯大戦に挑む。
聖杯にかける願いは『キャスターの受肉』。
そしてキャスターの目指す存在の大きさに触れ、ただ性能の優れたゴーレムを造ればいいと考えていた彼は大きな衝撃を受け、師のためならどのような所業でも実行する決意を固めていた。
だが、キャスターとは真の意味でコミュニケーションが取れておらず、お互いの本心を理解しあうことができていなかった。
結果、離反したキャスターにより宝具の炉心として捧げられる形で命を落とすことになる(なお、その引き金を引いたのはよりにもよって同陣営のライダーである)。
キャスター自身にとっても「自分を慕う子供を大義のために殺した」という罪は霊基に永遠に刻まれるほどのトラウマとなってしまった。
他のユグドミレニアの人間には大した感情を抱いてないらしく一族の長であるダーニックに対してもタメ口を利く、上位の人間だと感じてないほど。
ゴーレムの製造と使役。彼の才と努力はすべてこれに注ぎ込まれており、外見やデザインに関してはともかく、「機能」という一点を突き詰めた作風は獅子劫も知るほど有名な物となっている。更にキャスターの指導によって、彼の作品は改良され続けている。
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