呉田軽穂
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くれだかるほ
呉田軽穂とは、日本の女性作詞、作曲家。
代表曲は松田聖子に提供した『赤いスイートピー』、『瞳はダイアモンド』、『渚のバルコニー』、薬師丸ひろ子に提供した『WOMAN~Wの悲劇より~』がある。
多くのアイドル・ミュージシャンに楽曲を提供し、ヒットさせた実績を持つ。その為、『女・筒美京平』の異名で呼ばれる事がある。
シンガーソングライターの松任谷由実(以後、「彼女」)。
何故、名義を使い分けるのか
1979年より呉田軽穂を使いだした。
作詞家の松本隆から『ライバルに曲を書いてみない?』という口説き文句で聖子への楽曲提供に同意した際、彼女が突き付けた条件が自分の名前を出さないことであり、彼女が持っていた呉田軽穂というペンネームを使った。
その後も彼女はこの名義で聖子に何曲も楽曲提供しており、彼女はいつしか『チーム・松田聖子』の重要なポストに居た。
後年、当時の事を聖子は「毎日、私と、松本さんと、ユーミンさんの三人で作戦会議してましたね」と、当時の状況を語った。
この名義はさまざまなアーティストへの楽曲提供の際に使用されていたが、原田知世や芦田愛菜等への楽曲提供の際には本名名義で提供しており、現在となっては何故、使い分けるのかは不明である。
一説によると、自分が歌う気がないまたは自分で歌うことを想定していない楽曲は筆名で提供して自分も歌いたい楽曲は本名で提供(彼女のセルフカヴァー曲も存在)するという情報もあるが、真実は謎である。
このペンネームの由来は前述の通り、女優のグレタ・ガルボから取られているが、松任谷本人はグレタ・ガルボよりマレーネ・ディートリヒの方が好きだったが、ペンネームを作る際巧く漢字にならなかったとのことである。
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