概要
徳を積む
「徳を積む」とは、「善行を積む」「良い行いを重ねておく」こと。
現代においてはソーシャルゲームのガチャなどでお目当ての物が引き当てられるように、と願いながら日々善行を積んで生きること等に使われる。
ちなみに古代中国の教えでは為政者は自分の実力と総合力だけでなく徳分が必要で徳分が足りず正しい行いをしないと大変な事になると言われ、大河ドラマ光る君へでも為政者が正しき行いをしなければならないと言うシーンがある。
諡号に「徳」が入る天皇
平安初期(文徳天皇)以前には当てはまらないが、諡号に「徳」が入る天皇である崇徳天皇、安徳天皇、顕徳院(のちに後鳥羽天皇へ変更)、順徳天皇はいずれも悲劇的な最期を遂げたため、怨霊となることを恐れた当時の権力者達により「徳」の字が入る諡号を送られた。