概要
難易度Hard以上ではパワーアップ版『想起「恐怖催眠術」』に変化する。
レーザーの予告線を用いて自機の場所をサーチし、レーザー発射時にその場所を境界に大弾と中弾を別個に発射する形式となっている。
自機の位置を突き止めて弾幕に反映させる所は、「相手の心を読み弾幕とする」という、さとりの設定が現れているといえる。
地霊殿や、その後彼女が再登場するダブルスポイラーを含め、さとりが使用する『想起』とついたスペカの中で唯一オリジナルの弾幕であり、この後使用する『想起』はすべて、かつて自機が味わったトラウマ弾幕を再現した模倣品となっている。
これについて、グリモワールオブマリサの霧雨魔理沙は、『さとりは相手の記憶までは読めない為、このスペルカードによって顔に光を当てて動揺させ、心にトラウマを思い出させているのだ』という趣旨の発言をしている。
民間伝承におけるさとりがリアルタイムでの相手の心しか読んでないことに由来しているのだろう。
次のスペカの準備段階として宣言されるという意味では、同シリーズ別スペル『準備「神風を喚ぶ星の儀式」』と同タイプの技であると言える。
テリブルスーヴニールは直訳で『恐ろしい思い出』を意味し、設定上のスペカの使い方や、さとりが司るトラウマを表現している。
また『想起』とは記憶の仕組みの段階『記銘(覚える)』『保持(保存する)』に続く最終段階の言葉で、覚えた記憶を思い出し再現すること。
二次創作では
東方キャノンボール
同作に於けるさとりのスペルカード攻撃(全体攻撃)として、Hard以上の名称が採用されている。
橙・八坂神奈子と同じように全員に混乱の状態を付与し、これらと比較して1ターン分多い3ターンの混乱付与となっているが、ダメージの威力はクリティカル攻撃並みの欠点がある。
とはいえ、運が良ければ3ターンも攻撃を封じることができるのは強烈。
ロール特性がどちらも全員に付与されるためサポート力も優秀で、なおかつ素早さが花属性の中で高い分類で、状態異常攻撃に向いているのも強力。
東方スペルバブル
こちらでもさとりのスペルカードの1つとしてHard以上の名称で登場。
相手が8回ショットをする間、盤面上にある色玉を少しずつ邪魔玉に変化させるというかなり厄介な効果を持つ。チャージタイムは60秒。
東方幻想エクリプス
さとりのスペルカードとして登場。前方に無数のレーザーを扇状に放つ技。
攻撃後にはクリティカル率が上昇する。可能ならば運のステータスを上げておけばクリダメが上がるので火力アップに直結する。