概要
古明地さとりは「心を読む程度の能力」という能力のもと、想起「テリブルスーヴニール」(想起「恐怖催眠術」)の発動を介して対象の記憶に心強く残っているスペルカードを読み出し、それを模した技を用いることができる。(『地霊殿』での想起スペルはさとりの記事を参照)
ピクシブでは、いわゆる「予想絵」のひとつで機能しており、他の人物のスペルカードを想起したイラストの絵が見られる。この特性・能力の真髄はスペカに道具を使用するキャラや力技でいくキャラをも模倣できることにある。
よって想起「○○」というスペカ名には無限の可能性が秘められているが、一部想起の難しい物もあるのではとファンの間では考えられている(後述)。
また、後の作品にてプレイヤー間で多く話題に取り上げられるほどのトラウマが登場したことで、「もしも現在の自機勢とさとりが戦うことになったら、例のトラウマスペルカードを再現するのではないか……」とも予想されている。
因みに東方二次創作TRPGである『幻想ナラトグラフ』では同作にてプレイアブルキャラとして登場しているさとりのスペルカードとしてこの想起スペルが登場している。
ここでは想起「恐怖催眠術」を使用した弾幕ごっこ中のみ、そのセッションにて他のプレイアブルキャラが仕様したスペルカードと同じ特殊効果を持つスペルカードとして使用出来、使用中はスペルカード名が『想起「(そのスペルカードの名前)」』と扱われる。
(例として、霊夢が霊符「夢想封印」をそのセッションで一度でも仕様した場合、さとりは想起「恐怖催眠術」使用後に『想起「夢想封印」』が使えるということである)
想起が難しい物と考えられる物
他の人を呼び出して攻撃するタイプ
道具ではなく第三者を召喚して攻撃を行うスペルカード。さとりの場合はこいし・お燐・お空との連携で再現できなくもないが…。ちなみに、対象の偽物を召喚する審判「浄頗梨審判 -射命丸文-」は、さとりの管轄内となる道具使用のスペカである為、想起「浄頗梨審判 -(対象の相手)-」として攻撃できると思われる。
対象キャラとしては八雲一家・雲居一輪&雲山・豊聡耳神子など。
召喚ではなく、タッグを組んで攻撃するタイプ
→大合葬「霊車コンチェルトグロッソ」、協力技「フェアリーオーバードライブ」、禁薬「蓬莱の薬」、「最初で最後の無名の弾幕」など
理屈は上記とほぼ同じ。こちらは概ね息の合った攻撃を行う傾向に多い。
対象キャラとしてはプリズムリバー三姉妹・三月精など。
縦横無尽に激しく動くタイプ
→「幻想風靡」、「聖尼公のエア巻物」など
これらは弾幕を張る際に高速移動で動くタイプ。素の戦闘能力に劣るさとりには小回りが非常にききづらい動きが制御できないのではないかと考えられることが多いが…。
これについては下記の濛々迷霧でも触れられているが、実際比較してみると追尾性能が少々荒い部分が見られる。(元の方は常時正確に自機の方へと向きを変えつつ追いかけてくるが、さとりの想起では一定の距離を進んでからその都度大回りな方向転換といった動きになっており、正確とはいいがたい)
「対象オリジナルの能力あってこそのスペルカード」のタイプ
→十六夜咲夜のスペカ全般、雲居一輪のスペカ全般、赤蛮奇のスペカ全般など
高速移動以上に固有能力への依存が大きいタイプ。例えば咲夜は時間を止めてから攻撃したり、一輪は前述のとおり第三者(雲山)を呼び出して攻撃したり、赤蛮奇は自らの首を飛ばして攻撃したりしてスペカ攻撃を行うが、さとり自身はそんな能力を持っていないため擬似的な再現にとどまるのではないかと言われている。
一応、想起「濛々迷霧」では完全再現ではないつつも想起できているので物理的な能力なら可能だと思われる。(逆に言えば、咲夜の能力みたいに概念的な能力は無理だと思うファンも多い)
関連タグ
似たようなもの
完全無欠の模倣(黄瀬涼太)