母と娘
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ははとむすめ
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終潮の海を、サンサーラの子宮を
【梗概】 (1)千病の息災 水面と海洋の母、不未の物語。不未は水面の妊娠を知る。相手はどうせ海洋だろうと分かりながらも、二人に対して掛けるべき言葉がわからない。昔、不未には水面という友人がいた。学園全ての少女達の憧れとして振る舞っていた不未は、水面から真夜中のお茶に誘われる。まるで不未が影の肉体という不思議な性質を持っているという事を知っているかの様に振る舞う水面に、不未は動揺せずにはいられない。話を聞いていくうち、人間が少年や少女である時分には、大昔には一般的に備わっていた、想像の力をある一定の条件下で発動可能なのだと教えられる。水面は過去に不未へ憧れを託した友人達の思いをひとところに集わせ、勝手気ままな恋や憧れというものが、いつしか人間性を生成してしまう事は在り来たりな事だと告げるも、いつしか周囲の人々は消えていた。翌朝、目覚めた不未。真実を教えてくれた水面という少女の死へ心を寄せ、髪型を彼女に似せる。 そして現在。娘と向き合う不未。不未は死んでいった恋や憧れを拾い上げ、子ども時代を終えゆく子ども達に向き直った。あの日の約束を果たすとき、男になり切れない不遜な息子の頬をしたたか引っ叩いた。 (2)わたつうみの、なみの花にぞ 水面は弟の海洋が入っていた浴室に入っていってしまう。思う気持ちがあったことを互いに確認したとき、そもそも、水面が人間ではなかったことには既に気付いていたのだと海洋が告白する。これを契機に水面の心を反映して、想像の海が暴走を始めてしまう。幻のように見ていた海が街を沈め、家の中を海の動物たちが占拠し、ついには海の生き物たちはまた違う場所へと旅立っていってしまう。舞い降り始めていたマリンスノーがそこらじゅうを一面の銀世界に染め上げると、水面の以前のボトルメッセージが現れる。しかしそれを解読しようとする過程で、いよいよ海洋の記憶まで逆行を始め、海洋はついに子どもへと戻ってしまう。ボトルメッセージに残されていた記憶は、遥か古代より以前のもう一人の日本の水面の記憶で、そこでは男は女の所有物となり、男は奴隷同様の生を送っていた。独自の生殖方式によって成立する人間社会にあって、法律の上で男が喋ってはならない言葉を喋り、水面に声を掛けた少年がいた。これが水面の心に好奇心を起こさせ、少年を我が物とするために阿久多の名を与える。果たして成人した水面は阿久多を自らの身体に入れる繁殖を拒否する。人類文明の過渡期、人間は女にのみ未来を委ねんが為に、男を奴隷とし、生殖の道具とする道を選んだ。人間はそのように身体を作り替え、長い歳月の果てに女性による国家を樹立した。しかし人間の自己への意図的な進化操作が人間の遺伝の力を弱めてしまい、女は自らのクローンをその肉体で作り上げるようになってしまった。クローンの精度が上がったのか、親そのものの子どもを作り続けるようになった結果、人間は病気に弱くなり、医学を追い抜き人間はその生命力を失いつつある。この現状を打開するため、世界の女官たちは生物史そのものを終わらせ、未来に別の世界の萌芽を望んだ。曰くもう一度人間を最初から、原生動物の段階から再開するために。未来にまで記憶を残したいと二人は願った。それから十億年以上の時を掛けて、記憶を失いながらも水面は女のクローン生成の能力を応用、身体を他の動物に乗り継ぐ旅を続け、海洋と出会う。海洋の孤独に水面がより添ってやって欲しいと、消えゆく阿久多の記憶が依頼する。水面は、自分の十億年は大変な苦労だったと言い返し、だからもう一度、いつかの未来、二人で自分を探しに来て欲しいと告げる。98,593文字pixiv小説作品 わたしと母の完璧なルール
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