概要
元々NPCの台詞やアイテムのフレーバーテキストでその存在が示唆されるのみの存在だった。
その後DLCまたはDLC同梱版『Artorias of the Abyss edition』(PC版はPrepare To Die Edition)にて、ボスキャラの1体として登場。
竜狩りオーンスタインを筆頭とするグウィン王の四騎士の一人で、「深淵歩き」の異名を持つ。
深淵で行動するためにあえて深淵の魔物と契約を交わしており、彼が遺した契約の指輪はとあるボスキャラと戦うためのキーアイテムとなる。
四騎士の残り2名(王の刃キアラン、鷹の目ゴー)もDLCにて初登場を果たしている。
「黒い森の庭」のボスキャラである灰色の大狼シフとは親友であり、相棒であった。また誓約「森の狩猟者」の契約者・白猫アルヴィナとも友人関係だったらしく、どうも動物に好かれやすい人物だったようだ。
装備品
巨大な大剣と大盾の使い手。
「大剣を振るえば、まさに無双であった」「深淵の魔物と契約した」等の記述が見られる。
彼の装備品はゲーム中で入手可能。
大剣は、ほぼ同じ外見で性質の異なる3種類が存在する(「アルトリウスの大剣(聖属性)」「アルトリウスの大剣(呪属性)」「深淵の大剣」)。いずれも要求能力値に対する性能はイマイチだが、R2攻撃はアルトリウスの剣技を彷彿とさせる特殊アクションであり、ロマン溢れる武器となっている。
大盾も2種類存在するが、こちらは相応の性能を持ち合わせている。
ボスキャラとして
数百年前、深淵の魔物を打ち倒し、攫われたウーラシールの宵闇を救出すべく、深淵に呑まれつつあった魔法国家ウーラシールにやって来た。
しかし、既に深淵の力は彼の力を大きく上回っており、彼自身も深淵に呑まれて正気を失ってしまい、数百年の時を超えて現れた主人公に襲い掛かってくる。
深淵に自我を呑まれていながらもその剣技は健在で、闇の力で自身を強化しながら野獣のごとく大剣を振るい、プレイヤーを苦しめる。突進突き・回転斬り・大ジャンプ突き刺しといったダイナミックかつ重量感溢れる剣技は必見。
ボスとして戦う段階では、とある事情から盾を装備しておらず左腕も潰れている為、本来の実力を発揮出来ていない。もし万全の状態だったとしたら、心が折れるどころの話ではなかっただろう。
没データではあるがボイスが収録されており、事によれば会話イベントが存在した可能性がある。
そこでは親友にして相棒のシフの安否を気遣い、深淵に飲まれ正気を失いつつある中、プレイヤーに逃げるよう忠告するなど、高潔な騎士としての一面が露わになっている。
ダークソウル2にて
彼本人の名が登場することはなかったが、DLC第二弾「鉄の古王の冠」にて彼の遺物と思われる大剣が、「栄華の大剣」として長い時を経て登場する。
由来が分からないまま、左利きの剣士達に渡っていったようだ
ダークソウル3では
「深淵の監視者」と呼ばれる「ファランの不死隊」が、最初の火を継ぐ為の「王の薪」を持つ存在として登場。
「原初の深淵の監視者である深淵歩きの後を継ぎ、闇に深淵の兆しを探り、異形と戦い続けた」戦士の一団であり、アルトリウスの後継として深淵を封じる為の終わりなき戦いに身を置いていた。状況によっては一国を滅ぼす事すらやってのけたらしい。
戦闘においてはアルトリウスを彷彿とさせるジャンプ回転斬りやダッシュ斬りなどを使用し、その戦闘スタイルも彼のそれを継いでいることが窺える。
登場作品
Artorias of the Abyss edition
関連タグ・表記ゆれ
四騎士
竜狩りオーンスタイン、 深淵歩きアルトリウス、王の刃キアラン、鷹の目ゴー