概要
二千九百五十里(約11585km)にも及ぶ招搖山~箕尾山までの10の山岳地帯に棲んでいるとされる山の神々。鵲山之山神(じゃくさんのさんじん)とも表記される事もある。中国語では鳥身龍首神をニャオションロンショウシェン(Niao Shen Long Shou Shen)と読む。
その名の通り鳥の体と龍の頭を持つ山神で、この神を宥める際は供え物として毛(けもの)、璋玉(しょうぎょく)、もち米、うるち米、璧玉(へきぎょく)を地中に埋めて、神の降りる場所として白い菅でムシロを作ると良いとされている。
また牲の毛色を選ぶので、赤い牛馬が好まれたとされている。