注意事項:『地球防衛軍』でイラスト検索すると、同名のゲームの方に紛れてしまうので、「地球防衛軍 東宝」とか、「地球防衛軍 モゲラ」などで検索すると良い。
あらすじ
富士山麓ののどかな農村で地中から炎が噴出する山火事騒ぎ、 放射能の反応が見られる大規模な山崩れ、ロボット怪獣「モゲラ」が出現するなど奇妙な事件が続発。
更に、青年科学者白石博士が残した「ミステロイドの研究」によると、月から人工衛星へ何者かが往復しており、村近くの湖に円盤が離着陸しているという。
その後、科学者グループの前に巨大な要塞が出現、一連の事件はすべて怪遊星人ミステリアンの仕業であった。
初めは対話をしてきたもののミステリアンの恐るべき地球侵略計画が明らかになり、人類は一丸となって「地球防衛軍」を設立。
ここにミステリアンとの壮絶な宇宙戦争が幕を開ける。
スタッフ
監督 - 本多猪四郎
製作 - 田中友幸
原作 - 丘美丈二郎
出演者
佐原健二(渥美譲治)
平田昭彦(白石亮一)
白川由美(白石江津子)
河内桃子(岩本広子)
志村喬(安達謙治郎)
関連動画
予告編
http://www.youtube.com/watch?v=Lo92kuVRNDY
その他
- 川北紘一監督は映画館でこの映画を見て感銘を受け、東宝に入社した。
- この年、ソ連が人類初の人工衛星スプートニク一号を打ち上げた。
- 「ワレワレハウチュウジンダ」というこの声は、ミステリアン役の俳優、土屋嘉男氏が考案した。
- 劇中に登場する科学者インメルマン博士(演:ハロルド・コンウェイ)は、脇役ながらその独特の話し方で 大きなインパクトを残した。
- 「グッドニュース、グッドニュース、ミナサン、ヨリコンデクダサイ。アタラシイキカイデス。」
- 「カンタンニユット、チョッケイ、ニハクメットルノレンズデス。」
- 『地球防衛軍』の戦闘曲は、後年、作曲を担当した伊福部昭氏の「SF交響ファンタジー」にも収録されている。第3楽章のトリ、つまり最後の最後に流れる楽曲という非常に優遇された扱いを受けている。
- 1959年には『The Mysterians』のタイトルにて米国で公開され、好評を博した。
関連項目
宇宙大戦争 - 本作の姉妹編。