※『勇者宇宙ソーグレーダー』に登場する同名のブレイバーメカについては「アルファー号(勇者宇宙ソーグレーダー)」をご覧下さい。
概要
善の科学者で緯度0のリーダーであるマッケンジーが保有する万能潜水艦。
艦内には「1805年6月21日に進水」という銘板が飾られており、それを見た記者のロートンらは事実なのか疑っていたが、「緯度0」の住人は科学技術が外界より発展しているうえに、非常に長命なので特に驚くべきことではないらしい(マッケンジー艦長自身も204歳である)。
進水当初は単なる潜水艦であったが、150年以上にわたるマリク率いる黒鮫号との戦闘のたびに装備が追加されており、自動化がかなり進んでいる。劇中では二重投影機によって、本物と識別困難なうえ攻撃を受けると爆発する鏡像の展開すら可能になっていた。また、「緯度0」は電子防御壁に護られているが、本艦は防御壁と同調するバリアを展開することでそれを突破可能である。
ただし、武装に関してはあまり強力なものを搭載していないらしく、黒鮫号との戦いでは「互角に戦えるようなものは何もない」と断言されている。後述のデータにはミサイル発射管やレーザー砲の存在が明記されているが、劇中でこれらの武装は一切使用せず、逃げに徹している。
最終的には飛行能力を追加して海空を行く万能潜水艦(ドリルはないが)にまで強化され、この飛行能力が結果的にマリクを滅ぼす一因となった。
なお、『地球防衛軍』に登場するα号とは関係ない。
データ
- 全長:100メートル
- 重量:8,000トン
- 速度:80ノット(水中)/マッハ1(空中)
- 装備:
- ミサイル発射管
- レーザー砲
- 二重投影機
- 電子バリアー展開装置
- ジェット煙幕展張機
- 急速浮上/潜行ノズル