艦これの何か

かんこれのなにか

『艦これの何か』とは、タノカシラ氏による『艦隊これくしょん』二次創作の漫画シリーズである。

概要

鉄底海峡の地獄から生還した提督率いる「暁の戦力外艦隊」の、彼を慕う秘書艦の加賀とのイチャラブの他、ラブコメシリアス熱血何でもござれのカオスッぷりを楽しむ漫画である。なお、艦これの暗部についての話もあるので、苦手な方は見ない方が良い。

サブタイトルの一部や深海棲艦の姫以上に付けられている個体名は筋肉少女帯の楽曲名や歌詞の登場人物から取られている。

設定

司令本部のもと、複数の提督がそれぞれの艦隊を率いている模様。舞台となる「暁の戦力外艦隊」のほか、オカマ提督率いる「銀輪艦隊」、「センセイ」提督率いる「月光照射(サーチライト)艦隊」が登場している。本部付き（エリートコースらしい）の艦娘もいる。

戦場には、指揮のため提督も小型船に乗って近くまで赴く。

全体として、ブラック鎮守府な体質であることが窺える。

艦娘は、元は普通の人間であり、艦娘化に際し艦娘としての記憶・性格が融合されるため、同じ名前の艦娘でも人格にばらつきがでる。同じ名前の艦娘も複数いる（登場例はまだない）。「解体」されて普通の人間に戻ることもできる。

登場人(艦)物

暁の戦力外艦隊

提督

本作品における提督の一人で「暁の戦力外艦隊」を率いる主人公。数少ない鉄底帰りの提督。顔に大きな十字型の傷がある。小心者で敵を倒す時は徹底的に叩く事を艦娘に教育している。いい男らしく金剛も個人としてベタ惚れしている模様。

顔に刻まれた傷は鉄底海峡で受けた古傷で、秘書艦の加賀とは共にそこを切り抜けた仲。加賀の回想によるとかつては赤城・蒼龍・飛龍も所属していたが、轟沈させている模様。

加賀

「暁の戦力外艦隊」の秘書艦で鉄底帰りの艦娘の一人。正妻空母。提督を心底愛しているが、二人とも奥手なのでもどかしいことになっている。金剛とは提督を巡るバトルを繰り広げる。鉄底海峡の悪夢を今でも見ることがあったが、雪風の一件で克服したと思われる。得意技はアームロック。

金剛

以前は別の鎮守府に所属していた艦娘で、鉄底帰りの艦娘の一人。榛名とは姉妹かつ前の鎮守府の生き残りの関係。「金剛」という艦娘だから提督が好きなのではなく、個人の意思として提督を愛している。比叡と北上曰く「鎮守府の鬼」と怖れられる実力者。「下士艦娘」。飛行場姫とは因縁深い関係にある。必殺技は三式弾と言う名の物理攻撃。

比叡

ヒエー。驚き役。コメディリリーフ。

大井

改二までの改造を済ませている重雷装巡洋艦。アルティメットクレイジーサイコレズと評される人生エクストリーム勢。北上に対する愛情がヤバい。

青葉

取材と称して提督と加賀の逢瀬とかを目撃して、金剛らに報告してはその度に轟沈され、翌日に甦る不死身の重巡。

北上

建造ホヤホヤで大井から狙われ続けている。

雪風

鉄底海峡で壊滅した鎮守府に属していた艦娘。深海棲艦化まであと一歩のところで加賀らに助けられ復活した幸運艦。

島風

以前は司令本部に所属していた。解体処分が決まっていたが、女性提督の機転で配属されることになった。金剛になついている。