艦これの何か
かんこれのなにか
司令本部のもと、複数の提督がそれぞれの艦隊を率いている。主な舞台となる「暁の戦力外艦隊」のほか、オカマ提督率いる「銀輪艦隊」、「センセイ」提督率いる「月光照射(サーチライト)艦隊」が登場している。本部付き(エリートコースらしい)の艦娘もいる。
戦場には、指揮のため提督も小型船に乗って近くまで赴く。
司令部方針で捨て艦戦術を発令し問題化すると提督レベルに責任を押し付け隠蔽するなど、全体としてブラック鎮守府な体質であることが窺える。
艦娘は、元は普通の人間であり徴兵・志願によって艦娘になる。艦娘化に際し元々の人格と艦娘としての記憶・性格が融合されるため、同じ名前の艦娘でも人格にばらつきがでる(同じ名前と姿を持つ同型の艦娘が複数人存在していることが明かされているが、指揮系統が乱れる為か一つの鎮守府で同型の艦娘を複数人保持する事が禁止されている)。「解体」されて普通の人間に戻ることも可能。
なお、いわゆる艤装は平常時は姿がなく、戦闘時、気合と共にどこからともなく出現する(これは深海棲艦側も同様)。
暁の戦力外艦隊
本作の主要人物が所属する艦隊。その名の通り本部からは戦力外扱いされている窓際部署。
所属している艦娘も、性格や過去に難のある問題児や諸事情から行き場のなくなった艦娘などが多い。
名称は筋肉少女帯の楽曲「暁の戦力外部隊」から。
本作品における提督の一人で「暁の戦力外艦隊」を率いる主人公。数少ない鉄底帰りの提督。顔に大きな十字型の傷がある。
平時は至極温厚かつ生真面目な性格で本人も「小心者」と語っているが、戦闘時は徹底して相手を叩くように艦娘達へ指導するなど実戦においては容赦がない。
また艦娘の為ならば白眼視されようとも上層部の意向を無視したり艦娘の決断を尊重するなど男気を見せる場面も多く、金剛も個人としてベタ惚れしている模様。
顔に刻まれた十字傷は鉄底海峡で受けた古傷で、秘書艦の加賀とは共にそこを切り抜けた仲。加賀の回想によるとかつては赤城・蒼龍・飛龍も所属していたが、いずれも激戦の末に轟沈させた模様。
「暁の戦力外艦隊」の秘書艦で鉄底帰りの艦娘の一人。正妻空母。提督を心底愛しているが、互いに奥手なのでなかなか進展しない。
金剛とは提督を巡るバトルを繰り広げつつも実力自体は認め合っている。得意技はアームロック。
表情の起伏は乏しいが根は情の深い激情家で、今も時折鉄底海峡の悪夢や赤城たちの幻影に苦しめられるなど心に傷を負っている。
以前は別の鎮守府に所属していた艦娘で、鉄底帰りの艦娘の一人。榛名とは姉妹かつ前の鎮守府の生き残りの関係。「金剛」の艦娘は無条件に提督を好きになる設定だが、本人曰くそれが理由で提督を好きなのではなくあくまでも個人の意思として愛しているとのこと。加賀とは提督を巡って死闘を繰り広げる間柄だが、戦艦と空母という相性もあってか加賀には負けることが多い。
普段はコミカルな姉御肌で、コメディパートの多くを担う「三馬鹿」の一角だが、その実は*「下士艦娘」*と呼ばれる歴戦の猛者であり、「鎮守府の鬼」と恐れられる存在。飛行場姫とは因縁深い関係にある。必殺技は三式弾と言う名の物理攻撃。
寝間着はネグリジェ。姉妹で唯一まとも。
何かにつけて「ヒエー」と驚く羽目になる苦労人。「三馬鹿」の一角。常識人だが寝巻のセンスはどうかしている。必殺技は姉同様三式弾(物理)。
改二までの改造を済ませている重雷装巡洋艦。北上に対する愛情が常軌を逸しており、*UCPL(アルティメットクレイジーサイコレズ)*と評される人生エクストリーム勢。
北上への愛情を差し引いたとしても男嫌いのダウナー系変人であるものの、提督曰く「有能」であり、不意討ちとはいえ銀輪艦隊の主力二名を瞬殺したり、レ級の猛攻に対しても小破程度で持ち堪えるなど、改二に相応しい高い実力を持ち合わせている事が窺える。
「ワレアオバ」と「キョーシュクです!」が合言葉の重巡洋艦。
金剛に間宮アイス三個で買収されており本人は金剛派閥のつもりらしいが、提督と加賀の逢瀬を金剛にチクッた際は八つ当たりで轟沈されるわ、比叡からも首をへし折られて轟沈されるわでぞんざいな扱いを受けている。こんなのでも翌日には何事もなかったかのように復活していたり、金剛が使いこなせない艦載機を縦横無尽に使いこなしたりするので、実は結構有能なのかもしれない。「三馬鹿」の一角。
建造ホヤホヤでありながら大井から貞操を狙われ続けている気の毒な人。当初は常識人だったが、毒されてきたのかたまにシニカルな発言も。
雪風再殺任務や戦艦レ級戦など実戦経験は重ねているものの、41話時点でもまだ未改造のままである。
鉄底海峡で壊滅した鎮守府に属していた艦娘。深海棲艦化まであと一歩のところで加賀らに助けられ復活した幸運艦。
素直な性格であり、剛毅な老人だった元の司令の言葉が心身ともに染みついている。でも丸出し。島風とは仲が良い。
以前は司令本部に所属していた実験艦。軍紀や艦隊行動を嫌う奔放な性格からか本部では解体処分が決まっており、女性提督の機転で戦力外艦隊へと配属されることになった。戦災孤児出身で元より身寄りがなく当初は誰にも心を許さなかったが、金剛にだけは懐いた。以降は比叡や雪風とも親しくなっている模様。
連装砲ちゃんは普段は連れておらず他の艦娘の艤装と同様に戦闘時などに召喚する設定。平時には一体を人形のように抱きかかえていることもある。
戦艦レ級撃破の功績が認められ配属されることになった艦娘。酒乱で不良だが、挫折の中で立ち上がる事が出来る意志の持ち主。
出自は郵船系財閥の令嬢で、飛鷹とは艦娘としての設定だけではなく一般人時代からの実の姉妹。妹の飛鷹に対するコンプレックスから酒に溺れており、騒ぎを起こして留置されていたところを暁の戦力外艦隊に引き取られた。
当初は旧名である橿原丸の名前を嫌っており、呼ばれると酔っているのも忘れて激昂していた。
離島棲鬼戦後、戦功からか改二となる。
銀輪艦隊
伊19を旗艦に伊58、まるゆ、伊168伊168、伊401、伊8で編成された潜水艦隊。提督と艦娘との間にある情や信頼はかなり強い。
名称は筋肉少女帯の楽曲「銀輪部隊」に由来。
オカマ提督
主人公である提督の先輩で、やはり提督。潜水艦娘で構成された「銀輪艦隊」を率いる。怪しくて先輩らしく理不尽なところもあるオカマだが根は艦娘を愛する漢女(?)であり、自艦隊の艦娘からは慕われている。
オカマ提督の秘書艦。銀輪艦隊の旗艦を務める。金剛とは合同演習の戦いを経て、軽口を叩き合いながらも互いに艦娘として敬意を表する間柄となった。
劇中で初めてレ級と交戦しており、辛くも生き残れたが本人は負けを認めていない模様。
銀輪艦隊のメンバーの一人。重度のワーカホリックで、提督から強引に休暇を言い渡された際はキャラ付けを忘れるほどに著しく動揺した。
月光照射艦隊(サーチライト艦隊)
榛名を旗艦に霧島、吹雪、神通改二らで編成された艦隊。月光照射の名の通り、夜戦を得意とする艦隊のようで探照灯を点灯させるのが特徴。名称は筋肉少女帯の楽曲「サーチライト」に由来。
「センセイ」提督
月光照射艦隊の提督にして、主人公である提督の恩師。飄々とした雰囲気を持った小柄な老人。
月光照射艦隊の秘書艦で、鉄底帰りの艦娘の一人。金剛とは以前の鎮守府の生き残り同士。4000m先の人間大の標的(あくまで人間サイズの艦娘ではまず当てられない距離とされる)を正確に砲撃できるような天賦の才を持つ(これが他の榛名にも当てはまるかは不明だが、当該回の内容やキャプションからは彼女特有と思われる)。前の鎮守府が解散する原因となった事件で精神が壊れており、そのためか普段は通常の秘書艦の役割も果たさず1人でぼんやりしていることが多い。シリアス一辺倒なのかと思いきや、寝巻のセンスはどうかしている。
その後トラウマを乗り越えて榛名改二となる(59話)。必殺技はもちろん三式弾。
榛名に代わり秘書艦業務のデスクワークを担っている。榛名とは若干折り合いが悪く、金剛との過去の関わりは描かれていないが、暁の戦力外艦隊の母港に停泊した際には4姉妹の交流が見られるなど、全く赤の他人というわけでもないらしい。
比叡や榛名と同様、やはり寝巻のセンスはどうかしている。
雑用を担当。榛名の実力を目の当たりにしている。常識人。北上にどことなく似ているという理由で暁の戦力外艦隊の大井に貞操を狙われていた。
夕立対港湾棲姫戦(53話)より登場。登場した時点で改二であり、下士艦娘でもある強者。こう見えて実は加賀と同期。港湾棲姫マリアと北方棲姫ザジを取り逃がした挙句零戦(アクタン・ゼロ)まで落とされた原因の夕立を「頭がおかしい」「迷惑」と言い放ち、その勢いで榛名を「提督殺し」と呼んで金剛の逆鱗に触れた。
良くも悪くも正直で物言いは粗野だが、根は面倒見がよく冷酷になりきれない部分があり、加賀からは「面倒くさい偏屈ぶり」と評された(対する龍驤も「いつの間にか男と出来た鉄仮面」と言い返している)。
督戦艦隊(再殺艦隊)
瑞鶴(→瑞鶴改)を旗艦に山城改、長門、千代田航、時雨(改二?)、巻雲で編成された司令本部直属のエリート艦隊。深海棲艦化が進んだ「なりかけ」の艦娘の処分を秘密裏に遂行しているため、再殺艦隊とも呼ばれる。
名称は筋肉少女帯の楽曲「再殺部隊」に由来。
司令本部に属するエリート提督で主人公である提督とは士官学校の同期。督戦艦隊(再殺艦隊)を指揮する。本部の規範や判断に忠実だが、情に厚く義理堅い部分もある。
司令本部所属の督戦艦隊(再殺艦隊)の旗艦。真面目な性格で仲間を手にかける非道な任務を(罪悪感の払拭を自分に言い聞かせながらも)冷徹にこなし、エリート意識も強い。その一方で加賀に苦手意識を持っており、加賀に舐められまいとして自滅するという人間臭い一面もある。姉の翔鶴を自ら再殺した過去があり、救えなかったことがトラウマとなっている。
雪風の再殺指令を伝えるために暁の戦力外艦隊を訪れる。その後、離島棲鬼攻略のための航空戦力の増援として派遣され再登場。この時までに瑞鶴改へと強化されている。
督戦艦娘の一人。航空戦艦に改造済で、瑞鶴と共に暁の戦力外艦隊の援軍に選ばれる。
原作ゲームでのネガティブさを強調した陰気な性格。再殺任務について「何とも思っていない」と言い切る冷淡な一面も見せるが、同好の士だからなのか、大井と仲良くなり本の貸し借りをする間柄となっている。
変人だが督戦艦隊に選ばれる実力は本物であり、制空権を奪われた状態で零水偵を飛ばし、弾着観測射撃を成功させるほど。戦艦棲姫ノゾミに着弾させた際の感想は「レイテの100倍楽」。
その他海軍関係者
本部付艦娘の一人。金剛と榛名の過去編、および隼鷹引渡しの際に登場した。
金剛と榛名とレ級(雷)の提督
金剛と榛名が以前属していた鎮守府の提督で、鉄底帰りの一人。捨て艦戦術を行使したらしく、暁、響、雷、電を轟沈させている。鉄底から帰った後は狂気に陥り、彼女達を生き返らせる為の“機械”を開発。試験運転として自身を生き返らせようと自殺するが、実際に生み出されたのは…
この提督が登場するエピソードは筋肉少女帯の楽曲「機械」がモチーフになっている。
隼鷹の姉妹艦であり人間としての実妹。父の手回しで艦娘に徴兵されない財閥令嬢の立場でありながら艦娘へ自発的に志願。離島棲鬼と戦い命を落とす。
飛鷹が属していた艦隊の一員。離島棲鬼との戦いで囚われ拷問を受けたが、戦友の死を前にして彼女がとったある行動が、暁の戦力外艦隊による敵討ちを勝利へ導くことになった。
第二駆逐隊所属の艦娘。港湾棲姫によって艦隊が壊滅(村雨、五月雨はおそらく轟沈、春雨は救援要請に走り、先に月光照射艦隊に救助された)するも嬉々として突撃をしかける。
突撃錠(ヒロポン)の過剰摂取によって完全に暴走しており、終始港湾棲姫マリアを圧倒した末に自分の腹ごと打ち抜いて致命傷を与えた。その後月光照射艦隊に救助され、暁の戦力外艦隊の鎮守府でドック入りした。
小規模な艦隊の福利厚生のための移動販売「酒保車」を本部より託された艦娘の一人。本来の工作艦としての修理任務も行っている。連装砲ちゃんの修理を満足に果たせず、その負い目と改造マニアなのを金剛らに突かれることになる。
司令本部主力連合艦隊の超々々弩級艦娘として登場。品の良い落ち着いた性格で、艦娘になる以前はかなり高貴な出自であった事が示唆されている。主力連合艦隊の切り札として、武蔵と共に中間棲姫オウムの討伐に向かったが…
司令本部主力連合艦隊の超々々弩級艦娘として登場。武人気質であり、大和と比べて気の荒い面が目立つが、オウムの真意に気付くや戸惑う司令本部の上層部を尻目に本土転身を決断するなど、判断力に優れている。
深海艦隊
深海棲艦の一勢力。
鬼・姫クラスはそれぞれ個体名が設定され、独自のキャラ設定を持っている。個体名は筋肉少女帯の楽曲及びその登場人物に由来する。
本作の深海棲艦の一部は轟沈した艦娘の残骸を基に作られているという設定。また雪風のように大破した艦娘から自然発生するパターンもあり、“なりかけている艦娘”は再殺艦隊による再殺対象となっている。
姫クラスは知能が高く、水パイプを愛飲している他、読書をたしなむ者もいる。
個体名はモモコ。鉄底海峡を縄張りとする深海棲艦。頭のネジが外れかかっており剽軽な一面もあるが、本性は知略に長け、仲間の深海棲艦でさえ捨て駒扱いする冷酷な策略家である。
アイアンボトムサウンドの戦いで、半ば痛み分けという形ではあるが金剛と榛名に敗退。その際、脳に撃ち込まれた砲弾の破片による酷い頭痛に悩まされており、その影響からか半ば狂気に染まりつつある(装甲空母姫タマエ曰く「前よりおかしくなってる」との事なので元からこういう気質だったようだ)。こうした経緯から、金剛と榛名に対して尋常でない執着を見せている。
名前は筋肉少女帯の楽曲『ハッピーアイスクリーム』『さらば桃子』の登場人物に由来。
飛行場姫モモコの子飼い。弱った相手を嬲る残忍さ、銀輪艦隊相手に単機で一晩中死闘を繰り広げる戦闘力を誇る。
「複数の艦娘の役割を一個体に持たせる」とのコンセプトで建造されたが、当初は自我が安定せず、凶悪な性格になってしまった。建造に当たっては金剛や榛名の戦友だった雷の残骸が組み込まれており、首には継ぎ目と頭に髪留が名残として残っている(原作ゲームでレ級が初登場した際に出回ったコラ画像が元ネタ)。
月光照射・暁の戦力外連合艦隊に敗れた後、飛行場姫モモコの「啓蒙」によって頭に使われた雷の記憶を歪んだ形で取り戻し、金剛と榛名は提督を裏切ったと嘘を吹き込まれ金剛と榛名に殺意を燃やすが……。
個体名はマイ。飛行場姫から「サボり魔」と呼ばれるなど縄張りの海域の奥に隠れていたが戦闘力は高く、飛鷹、日向の艦隊と戦い、飛鷹を轟沈させた。隼鷹との一騎討ちにおいて人間を理解できなかった事が仇となり敗北、消滅する。
読書を嗜むのかエドガー・アラン・ポーの『赤死病の仮面』を読んでいるコマがあり、「犬や猫でも自殺はしない」と自分の縄張りに入り込んだ艦娘を追い返そうとしたり、「単純な二元論は人生を貧しくする」と語る理知的な面も見られる。
個体名、行動原理などは筋肉少女帯の楽曲『孤島の鬼』『爆殺少女人形舞一号』に由来。
個体名はノゾミ。「生まれて間もない深海棲艦が、本能的に人間達へ向かってゆくのは何故か」「そもそも深海棲艦とは何者なのか」を知りたがる、哲学的な一面を持つ。
離島棲鬼攻略戦にて「暁の戦力外艦隊」と対峙。金剛達の奇襲砲撃を即座に察知し、16inch三連装砲さんに素手で受け止めさせるなどそのポテンシャルの高さを見せつけたが、督戦艦隊からの援軍である山城との砲撃戦で攻撃と防御を見切られ敗北。マイは消滅したが、ノゾミは前後不覚の状態で飛行場姫の下に回収されている。
名前は筋肉少女帯の楽曲『ノゾミ・カナエ・タマエ』『ハッピーアイスクリーム』『ノゾミのなくならない世界』の登場人物に由来。
個体名はマリア。離島棲鬼マイと同じ海域を縄張りとしていた。自身の縄張りに戦艦棲姫ノゾミがやってきた事に不快感を示した他、マイの戦死を受けてモモコに食って掛かり、更に捨て駒に使われると知った妹分の北方棲姫ザジを逃がそうとするなど、強い縄張り意識と仲間意識の持ち主。なおセクハラに対しては仲間の深海棲艦だろうと容赦しない。
第二駆逐隊を壊滅させるも夕立に逆襲されて致命傷を負い、救援に入ったザジと共に辛うじて逃げ出すも、ザジに「あいつらをあんまり殺しちゃだめよ」と言い残し消滅した。
名前は筋肉少女帯の楽曲『捨て曲のマリア』や特撮の楽曲『身代わりマリー』に由来。
個体名はザジ。見た目通りの子供らしく、モモコからは完全に捨て駒扱いされている。戦争についてはよく分かっていないらしく、艦娘に対してもマリアの敵だから殺す程度の認識しか持っていなかった。
夕立と月光照射艦隊から逃げ出す際に、割って入った龍驤の零戦(アクタン・ゼロ)を鹵獲。マリアとの死別を経てから狂気に陥り、マリアを生き返らせようとAL海域の最深部で零戦を拾い集めていた。
名前、行動原理は筋肉少女帯の楽曲『ザジ、あんまり殺しちゃだめだよ』に由来。
個体名はオウム。大和や武蔵を中心とした司令本部の連合艦隊相手に敗れたが、オウムの真の狙いは連合艦隊を打倒することではなく、まんまと罠にかかった連合艦隊を嘲笑いながら武蔵によって引導を渡された。
名前は筋肉少女帯の楽曲『詩人オウムの世界』に由来。
個体名はリルカ。戦艦レ級の建造に関わった他、急速に体調を崩したレ級へ鎮静剤を渡している。
名前は筋肉少女帯の楽曲『リルカの葬列』に由来。