アジア、ヨーロッパ、アフリカ等に分布している。お父さんとお母さんと、ヘルパーと呼ばれる長子(まれに出戻りの子)と他の子供で構成される群れを作る。南方熊楠によれば「野干」と書かれる。(『鬼灯の冷徹』では野干は「キツネの異称」)。中国の昔の動物の本では、「野干には頭に角が生えている(ごくまれにそういう奇形があったらしいので、珍しがられた)」と書いてある。プリニウスとかによれば「ライオンにまとわりつく」、東洋の伝承その他では「トラへ引っ付いている」そうである。小動物を食べる。古代エジプトの神「アヌビス」の頭はジャッカルのものと言われている。以下項目の名前の由来。
- 許斐剛作の漫画『テニスの王子様』の登場人物。→ジャッカル桑原
- ミストウォーカー・任天堂の登場人物。
- 原哲夫・武論尊作の漫画『北斗の拳』の登場人物(下記参照)。
- スクウェア・エニックスのニンテンドー3DSソフト『ブレイブリーデフォルト』の登場人物。
「ラストストーリー」のジャッカル
CV:藤原啓治
一見軟派で軽薄そうに見えるが、芯は強く、頭も切れる色男。好みの女性と見るや片っ端から口説き始める。
帝国内のとある貴族の家の長男だが、家督を弟に譲り、傭兵団に身を置いて享楽的な日々を送っている。
戦闘では優れた戦術眼を持ち、剣と氷の魔法を駆使して戦う オールラウンダー。
「北斗の拳」のジャッカル
CV:加藤正之
元は超凶悪犯のみを投獄した地底特別獄舎「ピレニィプリズン」の脱獄囚でバイク野盗軍団(アニメ版ではウォリアーズの名がある)の首領。原作ではKINGとは無縁の独立軍団のボスだったが、TVアニメ版ではKING配下の傭兵隊のリーダーである。「神をも欺くことができる」と嘯くハイエナのような狡猾な悪党であり、「自分より強い人間とは戦わない」を信条とし、ケンシロウと関わる事も極力避けていた。目的達成のためなら手段を選ばず、腹心のフォックスが殺されても「何を言ってるんだ? おれの右腕はここ(と言って右肩を指差す)にある」と吐き捨て、部下を殺すことも厭わない。多量のダイナマイトを常に保持しており、体に巻きつけている。アニメ版ではダイナマイトを取り出して「南斗爆殺拳!!」と叫んでいたが、ケンシロウに「火薬に頼って何が拳法だ」と言われている。また、手の甲に仕込んだ鎌を武器とし、人体を真っ二つにする程の腕前を持つ。
ケンシロウに追い詰められてデビルリバースを解き放ち、猿芝居で騙してけしかけるが、最後はデビルリバースの下敷きになり、ケンシロウにダイナマイトで爆殺された。