詳細
紅渡がキバットバットⅢ世に左の掌を噛んでもらい、魔皇力というエネルギーを体内に注入してキバの鎧を纏い変身した姿。
キバの最終形態・エンペラーフォームの強大な力を拘束具・カテナで程良く抑え込んでおり、特に右脚は拘束が厳重に成されている。
手持ちの武器は使用せず徒手空拳で闘う。劇中での連続パンチの奇襲は後のゲーム作品でもばっちり再現されている。モチーフがコウモリの為か身体の上下が逆さまになった状態での戦闘も行える。カテナで重いせいか、平成ライダー基本フォームの中では最も走力が遅い設定であるが、劇中では逃げた敵を追う等でとにかく走るシーンが多かった。
外見
身体のメインカラーは赤で、つり上がった複眼は黄色。頭部にはジャック・オ・ランタンもモチーフに使用されているらしい。
必殺技を放つ時は右脚のカテナが解除され、赤い翼と緑の魔皇石が出現する。
技
ダークネスムーンブレイク
キバットが「ウェイクアップ!」とコールしてウェイクアップフエッスルを吹き、右脚のカテナを解除する事で空高く跳び上がり、飛び蹴りを放つ。この時、空は三日月の夜になる。敵に当たるとその場所にキバの紋章が刻まれる。
余談
平成ライダーでは珍しい、「本来の姿である最終形態の力を抑制した」基本形態である。
仮面ライダーディケイドでは「キバの世界」の住人でファンガイアの王子・ワタルも変身する。こちらは「ライダー大戦の世界」で仮面ライダーブレイドとの戦闘時にザンバットソードを使用していた。
ディケイドも「龍騎の世界」で変身して同じコウモリモチーフの仮面ライダーナイトと戦った。