メガチルタリス

めがちるたりす

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモン。チルタリスがメガシンカした姿。

データ

ハミングポケモン・チルタリスがメガシンカした姿。

メガシンカする事によりその綿のような毛が入道雲の様に大増量し、真珠のように輝くと言われている。

しかしこれだけ綿が大増量しているにも関わらず体重は一切変わらない。謎である。

タイプはひこうタイプがフェアリータイプに変更され、史上初のドラゴン・フェアリータイプとなった。

これによってドラゴンでありながらドラゴン技を無効に出来る唯一の個性を手に入れることになった。

反面ひこうタイプを失うのでじめんタイプの技が当たるようになり、新たにどくタイプとはがねタイプと言う弱点も増えていることに注意。また、意外に忘れられがちであるが自身もフェアリータイプが弱点となっているため同タイプ同士の鉢合せにも非常に弱いことを忘れずに。

そしてこのメガシンカでチルットの時のノーマル・ひこうタイプは影も形もなくなってしまった。

攻撃・特攻が大幅に上がり、防御もこれに次いで上昇する。

反面、特防・素早さは据え置きになっており、エムリットに近いバランスタイプの能力となった。

不足気味だったとは言え物理も特殊もこなせ、有用なノーマル技の習得も多いチルタリスなら扱いやすい特性だろう。

上記2体と違いハイパーボイスが遺伝技である為、BP要らずなのが利点。

また、苦手なはがねタイプに対抗できるだいもんじやじしんも習得できる点も見逃せない。

しかし、メガシンカにしては控えめの攻撃・特攻110が災いして、純粋なアタッカーにする場合はライバルが多いのが悩みどころ。

特に同じフェアリースキンを持つメガサーナイトとは火力と素早さで大きく差を付けられており、持ち物の事を考えるとニンフィアの存在もかなり痛い。

ドラゴンに関しても強敵揃いで、特にトップメタであるメガボーマンダの存在が重い。

物理・特殊技は満遍なく揃っているので型の読みにくさというのはあり、一応差別化は効くが。

その為、前述のドラゴン・フェアリーと言うメガチルタリス独自のタイプを活かした採用が主になる。

攻撃・特攻共に+40されてしまうことは、このポケモンが攻めでも守りでもどちらも出来るという点では不足していた箇所を補った形となったため、型の読み辛さという利点を得られたと見ることも出来る。

ドラゴン・フェアリータイプはなかなか優秀な耐性を持っており、弱点こそ4つあるものの複合ドラゴンにありがちな4倍弱点は無く、また半減7・無効1と耐性は多い。

攻撃に関してもドラゴン技・フェアリー技共に一貫性が高い為、とりあえず攻撃技を忍ばせておくだけでも安定したダメージを与える事が出来る。技範囲がかなり被るのでドラゴン技は捨てられがちだが。

耐久に関してもHB特化ならば後手でもコットンガードを積んだらメガボーマンダの特化すてみタックルを確実に2発耐える事が出来る(ちなみに特化メガクチートのアイアンヘッドも超低乱数2発になる)。

こちらが特攻に無振りでも返しのハイパーボイスで耐久に無振りのメガボーマンダは乱数1発に出来る。これだけでも十分だろう。

ガブリアスやサザンドラに至っては対抗手段が無ければ冗談抜きで詰む。

(ガブリアスはメガチルタリスのメガシンカ前後のタイプ変更の影響で下手に一致技を撃てず、サザンドラははがね技が無いとろくにダメージが与えられない)

相手こそ選ぶ事になるが、少なくとも他のメガシンカに劣っていると言うわけではない。

但しその長所を活かせるかどうかは、トレーナーの裁量にかかっていると言えるだろう。

ステージ75で登場。初心者にとっては最初の難関として詰みやすい強敵。

抜群の攻撃を仕掛けてもなかなか落ちない硬さを持ち、3ターンに一度おじゃまブロックで妨害を仕掛けてくる。残り手かずが15を切ると縦一列をランダムに鉄のおじゃまブロックで妨害してくるようになり、コンボをつながりづらくしてくる。

対策としては横一列をブロックごと破壊できるメガガルーラ、弱点の鋼タイプや特殊能力にブロック崩しを持ち攻撃力も高いクレッフィなどが挙げられる。間違ってもメガミミロップをメインにしようとなど考えない事。

これだけやっても火力不足でギリギリ体力ゲージを残され負けることも多いため、ある程度は「おじゃまガード」などのアイテムによるサポートや持ち前の運にも委ねられる事となる